そうだ、ソウルへ行こう!(6)

凡は旅行へ行く時に、目的を1つだけ持って出かけます。

妻と旅行へ出かけるときも、目的は1つだけにして出かけます。

凡と妻は趣味が全く別なので、あれをやりたい、これをしたいなんて考えて旅行に行くと、お互いに好きな事が出来なくなっちゃいます。

例えば、札幌に行くなら、ジンギスカンを食べるとか。
例えば、福岡に行くなら、ラーメンを食べるとか。
目的を1つに決めるんです。
まあ、凡の場合、80%が食べる事に関係があるのですが。

そうすると、こんな凡々でも余裕が出てきます。
ひとつ目的を達成すればいいのですから。
残った時間は余禄です。
だから、何をしてもいいし、何もしなくてもいい。

とはいうものの、そこは凡です。
何もしなくてもいいのに、あっち行ったりこっち行ったり動き回ってしまうんです。

さて、今回のソウルはどうするか。
ソウルと言えば、焼肉。ちょっと陳腐すぎるかな。

では、最高に辛いものに挑戦。
凡は根っからの辛いもの好きで、食べ物やさんに行って激辛って書いてあると注文せずにはいられなくなるのです。
お昼に、今日は何かあっさりしたものが食べたいから、そばでも食べようかなって思ってお店に入って注文しようとメニューを見たときに、「激辛カレーうどん」なんて書いてあると注文していまいます。注文してから今日はカレーの気分じゃなかったって思うんですが仕方ありません。激辛好きの習性でしょうか。

さあ何しよう。
以前、「風の丘を越えて」という映画を見たのですが、その映画にパンソリという民俗芸能の旅芸人が出てくるのですが、その旋律をどうしても直に聞いてみたいと思っていたのを思い出しました。
凡々は「歌」と「語り」の入り混じった芸能が好きなようで、文楽なんかに共通する部分があって一度聞いてみたかったのです。

そうだパンソリを見にいこうかな。
でも、どこで聞くことができるのだろう。
外国人向けのショウなんかで他の芸能と一緒にやっているようだが、もっと本物が聞きたい。

うん、これがいい。
うん、ダメだ。
肝心な事を忘れていました。
妻はきっとパンソリを聞くなんて退屈するだろう。

無理やり付き合って行ってもらっても、あとあと凡にとって得な事はないだろう。
その影響で、夕食のおかずが1品減ったりしたら元も子もないのである。
かなり凡な理由だが。

そうだ、ソウルの目的はもっと妻の喜ぶものにしよう。

ご めんなさい。
(ぺこり)

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本当に、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。



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