ココロのハズレ。(4)プラスかマイナスか。

口笛を吹きながら、因縁果報の法則とやらを受け止めてみようとしているんだけれど、どうもやっぱり、逃げ出したいよ。

嫌な事はないほうが絶対にいいに決まっている。
辛い事は経験したくないに決まっている。

辛い事を経験したい人がいたらそれは「マゾ」だ。

「いやーん。もっと痛くして。」

その因縁果報の法則を宗教家たちが布教に利用している。

今苦しいのは、過去に悪い事をした原因が基になっている。
その原因のマイナスを、今良い事をすることによってプラスを加え、プラスマイナスゼロにしよう。
そして、もっとプラスを積んで良い境涯になろうというのです。

そして、その一番良い事というのが、他人をその宗教に勧誘する事とういことになるのであります。

宗教はさておいて、そのプラスとマイナスの関係は実際、凡にとって有効なのだろうかという疑問が湧いてくる。

良い事をすることによって、悪い事を帳消しにして、さらにもっと良くなる。
一見、もっともだなと思う。

でも、凡には何かしっくりこない。

というのは、凡には、「何がプラスで何がマイナスか。何が善で何が悪か。」判らないからであります。

善と悪は、表裏一体の性質もあり、また1本の線のように連続体の性質もあるのです。

ある行為があってそれが善か悪かと考えても、善の部分もあり、悪の部分もあるということになるんじゃないだろうか。

また、その善の部分だけを切り取っても、切り取った瞬間、そこにまた善と悪が発生する。

それにそれに、それらがいくつも繋がっているのだから、もう分けがわかんなくなっちゃう。

非常に幼稚な例え話になるのですが、病気で衰弱した子供に、鶏を一匹さばいて食べさせたというその一連の行為は、さて善なのか悪なのか。

生き物を殺生するということは、善とはいいにくい。
でも、子供を元気にさせたいという親心は善なのではと思う。
だったら、この一連の行為は善なのか悪なのか。

神様に採点してもらったら、プラスの特典なのかマイナスの失点なのか。
どうなのか。

そう考えると、今、凡が生きているというそれだけで、もう、もの凄い悪をおかしていることになってしまう。

生きているだけで悪なんて、それをカバー出来る善なんて凡に出来るわけがない。

また、善と悪は、複数の人の集まりの中で多数決的に決められたルールであり、複数の人の集まりの中でそのトップが決めたルールでもあるという性質ももっている。

なので、無人島に善も悪も存在しない。
ひとりぼっちだからだ。

でも、悪をおかさないために無人島に行くのは、寂しがりやの凡には無理だ。

「うぇーん。寂しいよー。」って泣いてしまうのは目に見えている。

プラスかマイナスか、判らなかったら仕方がない。

自分が、いいんじゃないっていうことをやってみよう。
自分が、やったらダメっということをやらないでおこう。

「あ、ビールを飲もう。」
、、、これはプラスかマイナスか?
ご めんなさい。
(ぺこり)

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この記事へのコメント

2010年06月29日 23:43
日常にある善悪って、人の考え方一つで変わってくるし、多数決で言えば多い方が善になることもあるし。
「凡が生きているというそれだけで、もう、もの凄い悪をおかしていることになってしまう。」凡蔵。さんって謙虚な方ですネ(*^_^*)
自分は正義だ!と言ってしまう方が、私にはチョイ悪に思うよ(^^ゞ
凡蔵。
2010年07月03日 13:42
ありがとう、oriverさん。
人間なにかしら間接的にでも悪をおかしながら生きていると思う。
今日も朝からハムという豚さんのお肉を食べて、シャンプーという液体を海の玄関の排水溝に流してきましたよ。
それなのに、「あー、うまかった。」「あー、さっぱりした。」なんて言ってました。

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