散散歩歩。(161)地獄蒸し工房鉄輪。でも、脂は落ちないで。

別府温泉は、源泉数、湧出量ともに日本一の温泉地であり、別府温泉、観海寺温泉、明礬温泉など、別府八湯と呼ばれる一帯のことをいいます。

凡が15年前ぐらいだろうか、訪れた時は、捨てるほどお湯が湧き出ていることにびっくりした。
無料で入れる温泉も、その時は何か所もあったように覚えている。
凡は、水やお湯が湧き出ている場所が、理由もなく好きだ。

JRの別府駅につくと、油屋熊八さんの銅像に迎えられる。

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(「旅人をねんごろにせよ」(旅人をもてなすことを忘れてはいけない)という新約聖書の言葉だそうですが、良い言葉ですよね。)

この人は、亀の井ホテルの創業者で、別府の発展に大変尽力された方だそうです。

なのですが、クリスチャンだった為、当時のホテルでは、禁酒をお客様に強いていたそうです。

「あー、いい湯だったね。」
温泉から上がって、さてお待ちかねの夕食だ。

食堂の白いエプロンのウエイトレスさんが尋ねる。
「お飲み物は、何になさいますか。」

「、、、、、水。」
テーブルの前で、手持ち無沙汰な面持ちで水を待つ凡を想像したら、可笑しくなった。

何とも目が冴えて眠れずに、寝返りばかり打たなきゃいけない夜になりそうなホテルであります。
これは、凡は泊まらないだろうな。

駅のコインロッカーに荷物を預け、観光案内所で「温泉本」を購入。

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この温泉本は、別府で1カ所以上の温泉に入ろうと思っている方は、絶対に買うべき本であります。

温泉を巡るための詳しい地図や、温泉のチャート図、「温泉道」と言われる88の温泉を巡るスタンプラリーの各温泉の紹介などの情報が凝縮されているので活用どが高いです。
更に、これは凡も見落としていたのですが、1冊につき1人が旅館やホテルに無料で入れる券が付いています。

これで準備万端。

別府でしたいことは、凡は無料の温泉に入ること。
ミニボンは、一昨年ぐらいに高校時代の友人と別府に来たことがあり、その時に楽しかった「地獄蒸し」と「別府温泉保養ランド」に行きたいということだ。

まずは、バスで鉄輪に向かう。

鉄輪バスセンターで降りると、もう近くの旅館の源泉の湯けむりが噴き出ている。
その湯煙の量が、別府の温泉の湯の豊富さと熱さを実感させてくれる。

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バスセンターの横の「いでゆ坂」を、ほんの少し歩くと「地獄蒸し工房鉄輪」があった。

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まずは、チケット売り場の近くにいるおじさんに説明を聞きながら、蒸す食材を決める。

凡が行った時は、ちょうどお昼時分だったので、お客様も多く、チケットでの食材選びとなったのですが、ミニボンが行った時は、近くのお店で蒸す食材を買って来た方が安いよと教えてくれたそうです。

さて、何を蒸そうかな。

蒸し釜使用料30分500円と、海鮮セットA500円、芋三昧400円、スイートコーン200円、鶏肉セット500円、わっぱ飯500円のチケットを購入した。

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チケットを渡すと、お姉さんが食材の蒸し時間に合わせてザルに乗せてくれる。

さあ、蒸しちゃいますよ。

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釜に行くと、また別のお姉さんが蒸し釜の使い方をと蒸し時間を教えてくれる。
蓋を開けると、蒸気が上がった。
さすが100度近い源泉の温度だけのことはありますね。

ザルを釜にいれて蓋をして、あとはタイマーを見ながら時間を待つだけです。

一番始めに玉子が蒸しあがる。

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温泉地に来て、地獄蒸しの玉子で、冷たいビールをキューっと一気に喉に流し込む。
最高!と普通は、そうしたいところなのでありますが、ここは、体験施設ということで「禁酒」と大きな張り紙がしてあった。

温泉の蒸気で蒸して食べるという料理は、温泉地ならではでありまして、その体験はたのしかった。

とはいうものの、蒸すという調理方法は、どうなんですか。

最近、大阪でも蒸し料理というものが流行っている。
専門のお店もあって、若い女性で賑わっているそうだ。

素材の味を活かした調理方法だとか、お肉も余分な脂が落ちてヘルシーなんて説明している情報誌もある。

だけど、
素材の味を楽しみたいなら、生で食べればいい。

蒸してクタリとなった野菜より、生の野菜の方が、野性味あふれる香りを楽しめる。

余分な脂ってなんですか。

凡にとっては必要な脂だ。
脂がなきゃスカスカで美味しくないじゃないですか。

それに、例え幾何かの脂が蒸すという調理法によって落ちたとしても、それは表面の脂が落ちただけで、中の脂までは落ちない。

しかも、その落ちた脂が、余分だったかどうかなんて、どう調べたら解るのだろうか。
その肉の質量の何パーセントが余分な脂なのか、そんなデータも持ち合わせてはいないのに、感覚でそんな読者を惑わせるようなことを書いてはいけないのである。

今回の買った食材だって、サツマイモは蒸すより、スライスしてごま油を引いたフライパンで焼いた方が好きだ。
鶏肉にしても、これは唐揚げの方が美味しいに決まっている。

蒸して美味しいのは、和食では茶碗蒸し、中華では点心、洋食ではプリンぐらいなものだ。

もし、もしもですよ。

私が女性で、サラサラロングヘアーのお嬢様だとしてですよ、始めてのデートで彼が「凡子。今日はヘルシーな蒸し料理の専門店に行くよ。」なんて言われたら興ざめしてしまうだろう。

「アンタ、大丈夫。誰かに洗脳されてるの。」と思っちゃう。

どうですか、女性の皆さんは、そういうデートでもいいのでしょうか。

凡子だったら、こう言って欲しい。
「凡子。今日は王将だ。餃子でも何でも、好きなだけ注文しろ。」

どうも、蒸し料理に偏見を持っている凡なのでありますが、ここ鉄輪の地獄蒸しは体験ということが目的でありますので、これはこれで楽しかったのであります。

ただ、少し注文しすぎたようで、お腹いっぱいになった。

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(湯雨竹(ゆめたけ)と言って、鉄輪温泉の湯の温度は100度近いので、この装置で冷やす45度まで冷ますそうです。)
ご めんなさい。
(ぺこり)

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買っていただいた方には、
本当に、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。



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この記事へのコメント

2012年06月08日 17:32
良いなぁ~、こちらもいつかは行きたいと思ってる場所の1つです!
禁酒ってのが微妙ですが、色々な蒸し料理美味しそうですね~
輪っぱ飯に海鮮、玉子、鶏!良いなぁ~
絶対に美味いですよね!
これでビールはダメってのは辛いですね・・・

いや~、凡蔵さん、ナイスな旅に行かれましたね~
凡蔵。
2012年06月09日 01:04
ありがとう、とっちゃん。
別府は今回行って、更に良さを実感しました。
また、行ってみたいです。
蒸し料理は、やっぱりビールが欲しくなりますよね。
特に玉子とビールなんて最高なんだけどなあ。

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ごめんなさい。
(ぺこり)

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