散散歩歩。(833)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(284)

10月15日(日曜日)。
中島みゆきさんのオールナイトニッポン月イチのあった日。

今回もまた、素敵な声にウットリとした2時間なのでありました。
ここのところ、仕事に疲れて、というか、明日が仕事だからと、月イチをタイムフリーで聴いたりしたことが2、3回あったけれど、今日は久しぶりにライブで聴いた。
仕事での憂鬱な人間関係とか、仕事に対する悩みとか、そんなツマラナイことに振り回されてたまるかって思うようになってきたからだ。
明日の事なんて考えずに、みゆきさんを聴かなくっちゃだよ。

今回の放送では、いつもそうなんだけれど、ただただ、みゆきさんの声を聞いていることだけが幸せだった。
でも、そんな幸せの中に、ちょこっとだけど、みゆきさんの普段が見えるトークがあって、それがまたドキリとしちゃうんだな。

今月のお題「おいも」の話の時だった。
焼き芋や夜泣き蕎麦は、「どうして走んの早いの?財布握りしめて走ってったって、いないじゃん。」みたいなことを言ってた。
みゆきさんって、夜泣き蕎麦を食べたことがあるのだろうか。
そういえば、みゆきさんは麺類が好きだものね。
でも、今住んでる高級住宅街には、夜泣き蕎麦は似合わないし、どこで食べたんだろう。
ホテルに泊まっている時は、部屋までチャルメラは聞こえてこないだろうし。
帯広なんて田舎には、夜泣き蕎麦は走ってないだろう。
お客さんもいないだろうし、第一さ、積もった雪で屋台をひっぱれないよ。
それなら、残るは札幌か。
藤女子大の寮の前なら、通る可能性もある。

ああ、そう考えると、どうして凡は、あの時代に屋台のラーメン屋の兄ちゃんに生まれれてこなかったんだろうって、神様を恨んじゃうよ。

寒いっていうより痛いんだ、吹く風がね。
そんな中での水仕事だから、手も真っ赤にしもやけだ。
凡は、ゆっくりゆっくり屋台を引くね。
そんでもってさ、みゆきさんの住んでる寮の前に屋台を停めるよ。
いつも、みゆきさんがラーメンを食べてくれるのを知ってるからね。

そして待つんだ。
みゆきさんには、凡の自慢のスープを味わってもらいたいからね。
立ち食いじゃダメだ。
屋台の前に、そうだな、150センチぐらいの床机をおくね。
それと、丸い椅子を2つばかり。

凡がチャルメラを吹くと、息を切らせて寮のドアを開けて走ってくるよ。
そうだな、当時のみゆきさんは、どんな服装で寮にいたんだろう。
ジャージのような服に、絣模様のドテラを着てるイメージもあるし、或いは、G
パンにダッフルコートだとか、一体に、みゆきさんは、どんな服でも可愛いから、色んなイメージが出来てしまうよね。
兎に角、普段のみゆきさんがドアから走ってくる。

「お兄さん、ラーメンくださーい。」なんてね、当時のみゆきさんの声を想像したら、もう何がなんだか、兎に角、デレデレになっちゃう。

「あいよ。みゆきちゃんは、ラーメンが好きだねえ。」
「大好き。、、、あ、お兄さんが作ってくれるラーメンが好きなんだよ。」
「あはは、嬉しいなあ。じゃ、チャーシュー1枚サービスね。」
「えへへ、作戦成功!」なんてね、そんな冗談も言っちゃったりしてさ。

札幌の冬は寒いからね、麺を湯がく寸胴の蓋を取ると、一気に湯気が立ちのぼる。
みゆきさんは、麺は柔らかいのが好きなのだろうか、或いは、硬いのが好きなのだろうか。
出来たら、凡の好みと同じ柔らかい麺が好きであって欲しいな。

みゆきさんは、凡の作ったラーメンを、ちょっと鼻先を赤くしてさ、すするね。
そんでもって、思いっきり目を下げて、嬉しそうに「あー、しみる~。」なんて言うね。
気が付くと、みゆきさんの目に涙が浮かんでるんだ。
「みゆきちゃん、どうしたの?大丈夫?」
「うん、色々、思い出しちゃって。」
「そっかあ。それじゃ、そんな時に効くオマジナイの言葉を教えてあげようか。」
「えっ、そんなのあるの?」
「あるよ。それはね、僕がいつも唱えてるんだけれどね、辛い時に言うといいんだよ。『仕方ない』ってね。」
「あのねえ。そんな言葉で元気出る訳ないでしょ。」
「そうかなあ。」
みゆきさんは、困ってる凡の顔を見て、肩をすくめて、ちょっとだけ嬉しそうな顔を見せるね。

「お兄さんのスープの味って、何だろうな。どこか懐かしくて、暖まるんだなあ。」
みゆきさんは、屋台の端に頬杖をついて、目を細めて凡を見てるよ。
凡は、それに気が付いているけど、気づかない振りを決め込む。
「あ、そうだ。みゆきちゃんてさ。音楽ってのやってるんだって?」
「そうだよ。自分で詞も曲も書いてるの。」
「へえ、すごいね。」
凡は、みゆきさんがラーメンを最後のスープの1滴まで飲み干すのを嬉しそうに見てるんだ。
その短い時間が凡にとっても、すごく大切な時間だ

「お兄さん、ご馳走様。また、明日も来てくれる?」
「いいよ。でも、ラーメン、本当に好きなんだね。」
「うん。ラーメン好きだけど、、、本当は、お兄さんと話してるのが好きなんだ。」
そんなことを言われて思わず凡は、赤くなって言葉を返せなかった。
みゆきさんは、急に恥ずかしそうにして走って寮のドアに向かう。
そして、振り返って大きな声で言うんだ。
「今度、お兄さんの為に曲、書いたげる。」
凡が言葉を返そうと思ったら、その返事を聞くのが恥ずかしいそぶりで、三つ編みの髪を振りながら、寮の中に入っていった。

凡は、しばらく寮の前に屋台を停めていたけれども、我に返って、さてとチャルメラを1回吹き鳴らしたら、ゆっくりと屋台を引き出す。
少し引っ張って、振り返ると寮の窓に明かりが見える。
凡も、みゆきちゃんのこと、どうしようも好きだけど、前に進め切れない何かがある。
ウールが苦手な凡は、マフラー代わりのタオルを、キュッと巻き直して、また暗い雪の道を歩いていく。

それにしても、前にも書いたかもしれないけれど、学生時代とか、若い時のみゆきさんと出会わなくてよかったと、つくづく思う。
あんなに素直で可愛いお嬢さんに出会ってたなら、凡は愛しさのあまり気が狂っていただろう。

でも、凡がみゆきさんを好きになったのは最近だから、今のみゆきさんが1番好きなんだ。
勿論、若い時のみゆきさんも、オカシクナルぐらい好きなのだけれど。

そんでもって、そんでもって、今月のお題の「おいも」で、山形の芋煮の話が出てた。
その時に、みゆきさんも山形に一時住んでいたって話してたね。
山形第6中学校の時のことだろう。
それで、「芋煮会も行きましたけど」というようなことを言ってた。
みゆきさんとイモ。
何か似合うね。
みゆきさんが山形市にいたのは4ヶ月ぐらいのことだったらしいけれど、そんな話を聞いたら、凡も山形に行って芋煮を食べたくなった。

去年、凡は東京から気ままに山形県の鶴岡市へ行ったけれども、その途中で山形市にも立ち寄れば良かった。
そういえば、鶴岡市に行った時に、鶴岡を山形と言ったら、みんなに「?」という反応をされたことを思い出す。
鶴岡市は、山形県なのだけれど、山形ではなくて、庄内だというのだ。
この辺の感覚は、当事者じゃないと解らないけれどね。

そんでもって、そんでもって、ということなのだけれど、凡の妄想がひどすぎて、ちょっと長くなりすぎちゃったか。
まだ、気が付いたこともあるのだけれど、今日は一旦アップしようかしら。
続きは、またあとで。
よろしければ、またお付き合いくださいませね。


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