散散歩歩。(935)南紀串本の温泉旅(3)

7月7日(日曜日)。
大江戸温泉物語の南紀串本に来ている。
まずは、オーシャンビューを楽しんだ後、温泉に浸かり、いよいよ夕食のバイキングである。

直行バスでチェックインした人は、17時からの時間設定が、予めされていた。
まあ、それはいい。
どうせ、凡は、2部制であっても、早い方の時間に行っただろう。

しかし、少しばかり不満もあった。
まだ、食べてもいないうちから不満というのも申し訳ないんだけど。
時間制限があるという。
90分間だ。

温泉に、ゆっくりしに来て、夕食が90分というのは、いささか短くはないだろうか。

バイキング会場に案内されるよね。
そして、簡単な説明を聞く。
それから、徐に、ただ気持ちは焦りつつ、料理を見に行く。
ひと回り見て回って、これにしようと料理を取ってテーブルに戻る。
これだけで、10分や15分は使うだろう。

そうなると、残りは、80分から75分。
凡の場合、ビールも頂くので、自然と、のんびりと食べることになる訳で、始めからご飯をお茶碗に盛って、おかずを、普段通りに食べて、さあ、お終いというわけにはいかないのだ。

せめて120分、詰まり2時間ぐらいは欲しいなと思う。

という、まだ行きもしないバイキングに、不満を感じながらも、会場に行こうと部屋を出る。
ミニボンが、少し早すぎるんじゃないかと言ったが、なにせ凡は、食い意地が張っているので焦ってしまう。

会場に行ったら、凡の様に焦っている人が、もう既に並んでいる。
17時の10分前ぐらいだろうか。
凡は、待つのは苦手だけれど、他にする事もないし、待つことにした。

そして、ようやく17時に会場に入る。
凡の席は、料理のテーブルのすぐ傍だ。

まずは、料理をひとまわり偵察する。
最近の、大江戸温泉物語や湯快リゾートで、よくある感じの内容だ。

とはいうものの、凡は、こういう温泉ホテルのバイキングに行った時に、高級素材を使った料理を求めることはしない。
なにせ、今回も2食付きで1人、9980円な訳で、そこで贅沢を言ったら申し訳ないというものだ。

凡の、バイキングに求める条件は、至ってシンプルだ。
「好きなものを、好きなだけ、気兼ねなしに。」
これに尽きる。

その条件で会場を見てみると、好きなものをという条件は、見事にクリアしている。
そして、もう1つの、好きなだけという条件も、後で見ていると、無くなった料理は、すぐに補充されているし、正しく、好きなだけ食べることが出来る。
素晴らしい。

ということで、今回のホテルの期間限定の売りは、「海鮮祭り」だったので、その1つの磯焼きBBQのコーナーから、焼いた海老と、イカと、サザエを、お皿に沢山盛った。

IMG_9385.JPG

あとは、お造りと、天ぷらと、小さなステーキ、沢山取って来てテーブルに並んだ様を見ると、贅沢しているなと思う。

忘れてはならないのが、ビールだ。
今回は、ハガキの特典で、飲み放題が500円だ。
いそいそとビールを貰いに行ったら、バインダーに16時40分までとスタッフが書いてくれた。
ということは、時間制限が実質100分までオッケーということなのかな。

しかし、バイキングは楽しいね。
凡は、ビールを、勢いよく喉に流し込んで、料理の1つひとつを味わっていく。

ふと、期間限定の磯焼きBBQのサザエを、改めて見ると、驚くほど、小さい。
というか、こんな小さなサザエがあることを、初めて知った。
別に、それはいい。
もともと、凡は、サザエについては、穴の近くの部分は好きだけれど、あの奥の方の黒くて、緑色で、グルグルとぐろを巻いた部分は、やや苦手だ。
その点、小さすぎるサザエは、あのグルグルも、ほとんど無かった。
ある意味、これで良かったというか、小さなサザエが存在することを勉強したことが嬉しかった。

17時30分になると、ホテルの名物の「まぐろ解体ショー」が始まった。
最近は、どこのホテルも、こんな仕掛けを考えて、お客を喜ばそうとしているところが、素晴らしいよね。

IMG_9391.JPG
IMG_9396.JPG

みんな、一斉に解体ショーの前に集まったが、凡は、テーブルの料理を口に運ぶことが重要課題だと、席を立つことはしない。
立たなくても、大きなディスプレイで、上からの様子を映し出していて、座っていても、見ることが出来るのだ。

しかし、その様子を見ていると、少しだけ、ほんの少しだけ、疑問が残った。
解体ショーをしているマグロは、ビンチョウマグロだ。
その身は、やや淡いピンク色をしている。

なのだけれど、館内に貼られているポスターのマグロの写真を思い出すと、ビンチョウマグロの横に、赤赤とした、(凡は、魚には疎いけれども、)たぶんインドマグロか、そんなマグロの切口の写真が添えられている。
とはいうものの、そこはご愛敬だ。

と、何となくバイキングを、批判しているような感じの事を書いていると思われるかもしれませんが、まったく違います。
そこは、どうぞ、誤解しないで欲しい訳でありまして。
本人は、大いに楽しんで食べておるのであります。

なにせ、凡は、バイキングの料理の質には、こだわらないからです。
それに、ミニボンに至っては、取ってくる料理は、いつも、ハンバーグとか焼きそば、玉子焼き、そんなものばかりだ。
兎に角、偏食がスゴクて、食べるものが無い。

バイキングで、好きなものを取って来て食べることが出来るというだけで、凡とミニボンにとっては有難いのであります。

それにしても、お腹に料理も入って、お酒も進み、改めて周りを見渡す。

温泉に行って、こんな風に、大きな会場で食事をする場合、料理を取ってテーブルに戻る若い女の子が、慣れない浴衣を着て、少し裾がはだけ気味に歩いたりして、そういう風景を見るのが楽しいのである。

洗い立ての髪も、しっとりと、素顔の初々しさが、凡を学生時代に戻してくれる。

しかし、今、ようやく落ち着いて、周りを見渡せば、年齢層が高い。
かなり高い。
しかも、若い子がいない。

仕方なく、食べることに専念しよう。

ふと気が付くと、18時20分頃だ。
本来なら、あと10分で制限時間。
ただ、凡は、飲み放題18時40分までのバインダーを持っている。
ということはだ。
18時40分まで、この席にいて良いと言う事だろう。

とはいうものの、時間が無い。
急いで、和歌山ラーメンと、カレーを、少量取って来た。
お腹いっぱいだけれど、炭水化物を取らなきゃね。

テーブルに戻ると、あれ、周りの人がいない。
もう、既に食べ終わって会場を出てしまっているのだ。

これは居づらいじゃないか。

でも、凡は、18時40分までのバインダーを持っているんだ。
このまま居ても、大丈夫なはずだ。

凡のテーブルの近くで、若い男性スタッフが、インカムで、他のスタッフに指示を出している。
「そこのテーブル、早く片付けて。そこは、テーブルを拭いて。」

そんな指示が、凡のテーブルの横から聞こえてくる。
他のスタッフも、小走りにテーブルの間を行ったり来たり。

ものすごく居づらい。

「なんか、居づらいね。」というと、ミニボンが、「あたしは、もうだいぶん前に食べ終わてるから、もっと居づらい。」という。
それはそうかもしれない。

急いで、和歌山ラーメンと少量のカレーを流し込んで、まだ10分ある飲み放題のバインダーを持って、会場を出た。

凡のバイキングの条件の、気兼ねなしにという部分は、最後はあったけれども、それは凡の意地汚さから来たもので、これは凡の責任だろう。

ビール5本と、熱燗2本、酎ハイを2杯ぐらい頂いただろうか。
少しばかり飲み過ぎた。

部屋に戻ると、そのままバタンQと寝てしまったのであります。

そして12時ごろ目が覚める。
そして、凡のアホさ加減に、というか欲深さというか、食い意地のはった自制心の無さを、大いに反省したのであります。

どうして、凡は、こんなに意地汚いのかね。
落ち込んでしまう。
起き上がって、しばらく、真っ暗なオーシャンを眺めていた。
ご めんなさい。
(ぺこり)

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この記事へのコメント

yukemuri
2019年07月18日 08:56
たしかにバイキングで90分は短いですよね
120分あるとまぁまぁのんびりできますが、90分だとあれこれ取って来たりしているとすぐに経ってしまいますからね

それはそれとして、こちらのバイキングで海鮮祭りを開催していたとはラッキーでしたね
バイキングにサザエやエビなどがあると一気にグレードアップしますからね
実は少し前に箱根に行きそこがバイキングだったんです
でもその内容がイマイチしょぼくてアップする気がなくなってしまったんです
楽しみにしていた朝のフレンチトーストも予告無しにメニューから消えてしまってたんです
その事をレストランのスタッフに言うと、リピーターの多くのお客さんから言われていると言っていました
やはりお客の声を大切にしない宿はダメだと痛感しましたよ
まぁそれでも何か目玉があると良いんですよね
だから海鮮祭りはナイスだと思いますよ!
平 凡蔵。
2019年07月18日 09:50
ありがとう、ゆけむりさん。
同じホテルにリピートすると、前の印象と比較して、料理の量とか質が落ちてるなってことに気が付くんですね。
しかも、前回良かったという印象があるから、それ期待して行ってますからね。そこは、ホテルとしても難しいところでしょうね。
それでも、何かイベントでもしてるとね、気分が変わって楽しめるのでしょうね。

今回は、海鮮祭りということで、マグロのお刺身も食べれたし、海老の焼いたのも美味しかったですよ。

ごめんなさい。
(ぺこり)

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