散散歩歩。(870)青春18きっぷの掛川の旅。(2)

3月26日(木曜日)。
掛川のリブマックスにチェックインした。

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内装も、まだ新しい感じで、設備も十分だ。
部屋に電子レンジがあるところが、ひとり旅の部屋での食事を想定しているのだろうか。
まず満足なホテルなのだが、ただ、トイレの便座だけは、やっぱりビジネスホテルによくあるタイプで、小さすぎる。
兎に角、凡の様に太った大柄なものが座ると、お尻が乗り切らない。

ということで、ホテルを確認したら、外に夕食を食べに行こう。
フロントで聞いたら、特定のオススメのお店はなかった。
まあ、ブラブラ歩いていたら、面白いお店にたどり着くかもしれない。

ホテルの周りは、掛川では飲食店の多いエリアということで、通りには若者向けのお店もあり、見て回るのも楽しい。

そんな中、店頭に「生中190円」と書いたお店があった。
190円とは安いね。
ただ、こういうお店は大阪にも沢山ある。

店前で、どんなメニューがあるのかと立ち止まったら、中にいた女の子が凡に気が付いて、すぐに近寄ってきた。
「どうぞ。空いてますよ。」みたいな言葉をかけて来た。
急に来られたので、戸惑って、「ありがとう、あ、またね。」みたいな素振りで、立ち去ってしまった。

まあ、悪くはないが、どこにでもある若者や、サラリーマン向きの、帰りに一杯寄り道なんて感じのお店だし、別に掛川で行かなくてもと思ったのだ。

それでまあ、また歩き出した。
すると、なかなか良さそうなお店を見つけた。
魚もあり、串焼きもあり、それに、「遠州」ということを前面に打ち出している。
掛川に来たら、こういうお店に入って、掛川でしか食べれないものを食べるのが、旅の楽しみでもあるだろう。

店の前に置かれたメニューを見ながら、値段などを見ていると、店内にいたお兄ちゃんが、どうも不審そうな目で凡を見ている。
んでもって、凡はまだ、店頭のメニューを見ている。
んでもって、店の中から、これまた不審そうに凡を見ている。

歓迎されてないのだろうか。
ここで、お兄ちゃんが、笑顔で近寄って来て、「どうぞ。うちの店、美味しいですよ。」なんて、声を掛けてくれたら、もう間違いなく入っていた。
なのだけれど、不審そうな目で、店の戸を開けることができなかった。

そうだ、やっぱり、さっきのお店に入ろう。
どこにでもありそうなお店だけれど、兎にも角にも、あの若い女の子は、凡を歓迎してくれていた。
それが気持ち良いじゃない。

「新時代」さん。
チェーン店のようだ。

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店の前まで来たら、さっきの女の子が「あっ。」という感じで、凡に気が付いてくれて、中に招き入れてくれた。

お店は、安い居酒屋風で、ビールのケースがテーブルだ。
兎に角、ゴチャゴチャとした感じが、気楽に飲める感を出している。

まずは、女の子のオススメの鶏旨タレユッケと、串を何種類か頼んだ。
それと、やっぱり生ビール。
この看板の190円の生ビールなのだが、何杯飲んでも190円だ。
これは、有り難いね。
しかも、8時までは、中ジョッキを、大ジョッキに、190円のまま変えることが出来る。
詰まりは、生大190円だ。

IMG_1039.JPG(テーブルの上はメニューでいっぱい)
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あと、名物だと言う「伝串」なるものを注文。
これは、鶏の皮を揚げて、甘辛いタレを絡ませてある。
揚げてあるのでパリッとした食感もあり、またタレも美味しいし、値段も1本50円なので、10本食べた。
これは美味しい安い。

IMG_1048.JPG(これが名物の伝串。これなかなか美味しくて安い)
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あと、ネギにドレッシングをかけただけのサラダも、今日だけのメニューだそうで注文。
これは、美味しかったが、次の日の朝まで、ネギの匂いが口の中に残っていた。

コロナのせいか、店の入りは3分の1ぐらいだろうか。
女の子は、一所懸命働いていた。
やっぱりね、こうやって、一所懸命に凡にまで声を掛けて呼び込んでね、なんか、やっぱり、この店に入って良かったと思った。

聞くと、ベトナムから来たという。
そんでもって、厨房にいる男の子もベトナムから来たんだそうだ。
ガンバッテ稼いで、日本を楽しんでね。

女の子も、男の子も、同じベトナム人。
ひょっとして、恋人同士なのか。
うん、それなら羨ましいぞ。
まあ、遠い掛川の居酒屋で働くベトナム人のカップルを羨ましがっても、ただ無意味なものだから、ここは羨ましいけれど、祝福しておくべきか。
とはいうものの、カップルかどうか不明なんだけれどね。

ということで、あまり調子に乗ってビールを飲み過ぎると、この1軒でダウンしてしまうので、ビール2杯と、掛川だからと思って、緑茶ハイを飲んだぐらいで会計をした。
それにしても、掛川なので緑茶ハイを飲んでみたけれど、少し薄かったのと、何より350円だったので、それじゃ、190円の生大にしておけば良かったと、これは貧乏人の計算である。
税込み、3432円だった。

お店を出て、歩いていると、妙な絵のコピーを入口に貼ってあるお店があった。
「アマビエ伝説」と書かれている。
伝説の説を書き間違って訂正しているところが、年配の人が書いたものじゃないかと想像できて面白い。

その時は、何だろうと、面白い絵だったので写メに撮っただけだったのだけれど、帰って来てから暫くしたら、これが、新型コロナが治まりますようにとのメッセージとしてSNSに拡散しているという。
そんでもって、雑誌ムーの5月号にも、そのことが掲載されていて、年配の人が入口に貼ったのだろうと想像していたが、或いは、SNSで拡散しているなら若者が貼ったのかもしれないと思った。

IMG_1053 - コピー.JPG(アマビエの絵が貼ってあったお店)
IMG_1052.JPG(アマビエ)
ムー5月号.jpg(今回のムーに掲載されていた)
amabie2.jpg(ムーの人魚の特集ページ)
amabie1.jpg(特集ページのアマビエ)
amabie3.jpg(別のページのアマビエ)

さて、そんな感じでブラブラしていると、どうにも雰囲気の良いというか、昭和な感じのお店があった。
狭い隙間から、中で女性がひとり飲んでいるのが見える。
そこで、ちょっとフシダラな気持ちになって、思い切ってドアを開けて入った。

IMG_1054 - コピー.JPG(入口もなかなか雰囲気が良い)

店内は、革張りのボックス席が奥に並んでいて、その内装が客船のようなデザインで統一されている。
なかなかレトロでオシャレで、且つ豪華な内装だ。
凡は、入口のカウンターに座った。

しかし、入ってから、どうにも説明のしにくい気持ちになった。
生活感が、半端ないのである。
カウンターには、夕食を食べたんだろう、お茶碗や、お皿が、そのまま残っているし、足許には、ダンベルが置いてあったり。
しかも、棚の洋酒の瓶には、長年のホコリが油気と一緒に積もっている。
でも、今から店を出る勇気はない。

店は、年配の人の良さそうなマスターが1人でやっている。
カウンターの凡の横には、若い女性がテレビを見ながらコーヒーを飲んでいる。
さっき隙間から覗いた女で、ひと目で常連だと解る。
お客は、そのひとだけだ。

お酒はありますかと尋ねたら、メニューを見せてくれた。
スクリュードライバーを注文する。

すると、マスターは、おもむろに棚のスミノフの瓶の封を切った。
サラの瓶を開けて貰って、すこし申し訳ない気がした。
スクリュードライバーというカクテルは、ウォッカをオレンジジュースで割ったものだ。
しかし、マスターは、何やらゴソゴソしている。
んでもって、出て来たのは、ウォッカをオレンジシロップで割ったものだった。
それが、甘くて、甘くて、さすがの凡も、全部飲めなかった。
それでも、レモンスライスをあしらっていて、ちゃんと作ってくれたものだ。

このお店、掃除をして、ちゃんと手入れをしたら、かなり雰囲気のある良いお店になると思うんだけれど、それには、生活感を無くさないとね。
とはいうものの、ただの通りすがりの凡が、そんなことをアドバイスする権利もない。
ただ、人の良さそうなマスターだけに、残念な気がしたのである。

この1杯だけで、そうそうに店を出た。
550円。

さて、その後、お寿司が食べたくなって、「や台ずし」さんに行く。
チェーン店だけれど、凡はまだ、1回も入ったことがなかった。

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アテに蒸し牡蠣のポン酢というのを頼んで、それから、いくつか寿司も頼む。
そして
、生ビール。

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カウンターのカギになった向こうに50ぐらいの御夫婦がいた。
聞くとはなしに店員との話を聞いていると、初めての青春18きっぷだという。
そんなことから、話が始まって、実は、凡と同じホテルに泊まっていることや、明日、ハンバーグのさわやかというお店に行こうと思っていることや、偶然にも凡と同じような行動をしていることが分って、一緒に話も弾んで楽しい時間を過ごすことができた。
それにしても、綺麗で感じの良い奥さんだったなあ。

や台ずしさんは、ウニは、それなりの値段だったけれども、その他のネタは、リーズナブルで、想像していた以上に美味しかった。
これなら、近くにあったら、また行きたいな。

綺麗な奥さんが店を出たので、凡も出る。
ビールを3杯飲んで、蒸し牡蠣と、お寿司を14貫ほど食べて、5352円。

かなり、満足したけれども、最後のシメだ。
地方に言ったら、どうもラーメンを食べたくなる。
ということで、や台ずしさんの、道路を挟んで向かいにあった「喜八屋」さんに入る。

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遠州魚介ラーメン(750円)と生ビール(420円)、それに、半チャーハンは、無料だ。
無料は、何と言っても、有り難いね。
魚介ラーメンは、細麺で、やや粉っぽい。
スープは、一口すすったら、カツオなのだろうか、魚の節の香が一気に鼻腔に広がる。
凡好みのスープだ。
最後に、スープを飲み干したら、底に節の粉が残っていたので、かなり使っているのだろう。
しかし、丼を温めてないのだろうか、食べ終わる頃には、スープが冷めていた。
全体的には、凡の好きな感じのラーメンだったので、満足して店を出る。

最後に、コンビニで水を買って、ホテルに戻った。
我ながら、いろいろ飲み食いしましたね。
ホテルに戻ったら、シャワーもせずに、バタンQ。

夢の中で、さっきのすし屋で会った綺麗な奥さんが出てこないかと期待したが、夢すら見ずに寝ていたようだ。
まあ、旦那が夢に出て来るよりは良かったか。

いつだったか、自由に好きな夢を見ることが出来るという感じのタイトルの本を見つけたことがある。
あれ、買っておけばよかったな。
現実の世界が、思うようにならないんだから、せめて夢の中でも、女の子にモテモテで、大金持ちになりたいのである。

そうだ、同じホテルに泊まっているのだから、明日の朝食で偶然に会ったりしてね。
でも、現実は、旦那さんに合ったりするんだよね。
まあ、どっちでもよいか。
ご めんなさい。
(ぺこり)

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本当に、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。



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この記事へのコメント

yukemuri
2020年04月14日 22:56
最近はベトナム青年の進出が目立ちますね
彼らは勤勉だし、日本語の習得も割と早いですからすぐに戦力になるのかもしれませんね
それにしても最初の店は不審な目で見るとは、やな感じですね
それに比べてベトナムの女の子は愛らしかったのかな?
当然こちらに入りますよね

しかし凡蔵さんいっぱい食べましたね
最初の居酒屋でもけっこう食べたのに、その後寿司屋でまた一杯飲んで食べて、それで〆にラーメンだけでなくビールにチャーハンまでとは凄いですね
最近自分はそれほど食べられなくなってきましたよ
食べちゃったら、ちょっとやそっとじゃお腹が空かなくなりました(笑)
平 凡蔵。
2020年04月18日 13:37
ありがとう、yukemuriさん。
入るお店は、味や値段も重要ですが、やっぱり自分を歓迎してくれてるという雰囲気が、何より重要ですよね。
たとえ、どこにでもある味やメニューでも、歓迎してくれていると思うと、楽しいです。
ベトナムの女の子は、見た目がアイドルみたいに可愛いというよりも(あ、悪い意味じゃなくてね)、一所懸命しているという感じが可愛かったです。
それに、笑顔で出迎えてくれたし。
やっぱり笑顔は最強ですよ。

そういえば、沢山食べちゃいましたね。
なんというか、夜の街が恋しかったんですよね。
そこまで、繁華街という感じの場所は無かったんですが、それでも歩き回るのは、楽しかったです。

それも、旅先だからでしょうね。
最近は、家では飲みはするのですが、すぐに酔っぱらって、しかも次の日に残るようになってしまいました。
ごめんなさい。
(ぺこり)

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