散散歩歩。(871)青春18きっぷの掛川の旅。(3)

3月27日(金曜日)。
掛川のリブマックスに停まって次の朝である。
前の日に見たら、朝食会場は、そんな広くないので、早い時間に行こうと考えていた。
なので、オープンの6時30分に、1階にあるカフェに行く。

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朝食は、品数は少ないけれど、必要十分なものだ。
シャケの切り身が、少し大きかったので、それだけのことで、満足感を味わいながら、美味しく頂いた。

さて、掛川で何をしたいと言うことも無い。
予定もなく来たからだ。
でも、少し調べてみると行って見たいなと思うところがあった。
「事任八幡宮(ことのまま)」様だ。
言の葉で事を取り結ぶ神様ということで、何となく気になったのであります。

ホテルに荷物を預けてチェックアウト。
駅の案内所で、バスの時間を聞いてすぐに出発した。

9時40分、掛川駅を出て、20分ほどで、八幡宮のバス停に着いた。
距離は短いけれど、本数が少ないので、行かれる方は、時刻表は要チェックだ。
バス停を降りると、小雨が降った後のせいもあるが、周りの空気が澄んでいて、清々しい。

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境内に入って、まずは本殿にお参りをする。
言の葉で取り結ぶ神様と言う事で、ふざけたお願いは出来ないと思いながらも、それでも、欲を張って沢山のお願いをした。

参拝客は、ポツリポツリとくるぐらいで、ほとんどいない。
境内を歩くだけでも、何か体も心も、清らかになっていくように感じた。
すごいパワースポットというよりも、穏やかな静けさを感じた。

ここの事任八幡様は、道路を挟んだ山を上って行ったところに本宮があるのですが、小雨も降っているし、足も痛かったので、それは諦めた。
なんでも、本宮の下にある白い石を3個、紙で拭いて、その紙を、家に持ち帰って玄関などを掃除すると良いと言う。
若い女の子にも人気のパワースポットだそうだ。

IMG_1101.JPG(本宮に行く人は、ここで神をもらって行く)

諦めて、ふと見ると、境内に本宮の遙拝所があった。
そうだ、ここから本宮に向けて参拝しよう。
んでもって、またもや、沢山のお願いをする。

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IMG_1093 - コピー.JPG(ここから見えないところにある本宮に参拝した)
帰りは10時37分のバスで、掛川駅まで戻った。

さて、早めにお昼を食べに行こう。
目的のお店は、既に決めてある。
「さわやか」というハンバーグ屋さんで、静岡周辺に展開する有名なお店だ。

掛川にもお店があって、天竜浜名湖鉄道の西掛川にある。
駅に行ってみると、次の電車まで、かなり時間があった。
地図を見ると、歩けそうな気もしたので、店に向かって歩き出した。
なかなか遠いなと弱音を吐きそうになったら、地方にしては珍しく、流しのタクシーが来たので、迷わず乗る。
何しろ、人気のお店だから、早い時間に入店したい。

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店に着くと、3、4人の待ちがあったけれども、すぐに通された。

凡の前に店には行ったカップルが、隣に座っている。
羨ましいぞ。
まあ、それはいいか。

スタッフの女性が、凡にメニューを持ってきた。
そこで、女性が言った。
言葉は違うかもしれないが、先に、隣の(先に入った)お客様にお水を差し揚げてから、それから凡に注文を取りに来るというのだ。
素晴らしい。

ちゃんと、入店の順番通りの接客を心掛けているのだ。
その後も、店員を見ていると、焼き加減など、色んなことをお客さんに声掛けをしている。
ここまでの接客は、なかなかファミリーレストランでは、しているところを知らない。

人気商品の「げんこつハンバーグ」(1210円)を注文。
それと、トッピングのきざみわさび(50円)。

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サーブされたハンバーグは、大きな丸い形をしている。
それを、お姉さんが、目の前で真っ二つに切って、熱々の鉄板に押し付けて、切った面をさらに焼いてくれる。
ただ、それでも、レアに焼いているので、ハンバーグを切って中を見ると、かなり赤い部分が残っている。

レアのハンバーグって、どうなんだろうかと、不安を感じつつ食べると、これがまた、美味しい。
たぶん、玉ねぎやパン粉などのつなぎを入れてない、ただ、赤身の肉を叩いたものを丸めて焼いているだけなのだろう。
なので、肉そのままを食べているようで、成る程と感心した。
最近の肉は、霜降などの脂の多いものばかりだ。
勿論、脂は美味いのだけれど、あまり脂ばかりだと、些か、食傷気味になる。

なので、このハンバーグの赤身は、どうにも、凡の気に入るところとなったのであります。
確かに脂には、独特の甘みはあるが、やっぱり旨味となると赤身である。

美味しく頂いていると、ふと前のボックスを見ると、若いお母さんが、息子と娘と3人で食事をしている。
そのお母さんが、掛川の人と思えないぐらい、いや、掛川の方ゴメンナサイ、でも、それぐらい可愛い。
最近のお母さんは、お母さんと言う見た目じゃないね。
兎に角、若い。

見ていると、ランチのライスを、ナイフでフォークの背にのっけて、口に運んでいる。
そういえば、ライスは、こんな風に食べるって教えて貰ったよね。
今では、凡もフォークは右手に持ち替えて、そのままフォークのへこんだ方でライスをすくって食べている。
人に見られることを意識しなくなっているのだろうか。

でも、こうやって、フォークの背に乗せて食べるのも、見ていて綺麗なものだなと思った


一時、このフォークの背にのっけて食べることについて賛否両論があったけれども、フォークの形状を考えると、口に入れたフォークを抜くときは、背を上にした方が引き抜きやすいよね。
下の方にスッと引けばよいからね。
特に、日本のコメは、粘り気があるから、フォークの背に乗せるのも楽にできる。
なので、フォークの背にご飯を乗せる食べ方のほうが断然、見た目の所作が綺麗だ。

なんでも、ナイフでフォークの腹、つまり、へこんだ方に乗せて食べるというのも、最近では、食べやすい方法として紹介されているようだけれど、それって、口に入れたフォークを引き抜くときに、ややフォークの柄を上に向けて引き抜かなくちゃいけないから、見た目が悪いし、却って食べにくい気がするな。

まあ、若い女の子が、フォークを引き抜くときに、上の方に引き抜いて、そんままの手の位置で、口に食べた物が入った状態で、顔をクシャッとさせて笑うなんてのは、可愛くて、それはそれでいいのだけれどさ。
と、凡の好みの仕草を公開してしまった。

というか、所作のキレイな人は、どんな食べ方をしても、その瞬間瞬間で、綺麗ということなのかな。

そんでもって、このさわやかにいた可愛いお母さんも、そのフォークの背にのっける方法を教えられたんだろう。
でも、それが自然な形で出来ていて、綺麗な動きだなと感じたね。

そのナイフとフォークの動きに見とれていると、爪の手入れも欠かさないようで、お母さんとは思えないマニキュアが、どうにも色っぽかった。

さわやかのハンバーグは、味も、スタッフの対応も、大いに満足して、店を出る。
出る時に、焼いているところが見えるガラスの壁が、レジの後ろにあったので、写真を撮って良いかと聞いたら、「どうぞ、どうぞ、中に入って撮ってください。」と言ってくれたので、ガラスの前まで来て撮らせていただいた。
最後まで、気持ちの良い対応に、ますます好きになってしまった。

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そして、さわやかのお姉さんが好きになってしまった。
いや、それは置いておこう。

さて、帰路は、行きしなに乗れなかった天竜浜名湖鉄道で帰ろう。
ただ、この線路なのだが、西掛川の駅は、堤防の上を走るような感じの線路になっていて、線路の両端が急な坂になっている。
高所恐怖症の凡は、少しばかり足が震えた。
年々、高所恐怖症が重症化してきているようだ。

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ということで、掛川駅まで戻って来た。
さて、もう少し時間があるので、地図を見て「大日本報徳社」に行ってみることにした。
二宮尊徳の晩年の弟子の岡田良一郎という人が掛川で、尊徳の教えを、熱心に指導活動をしていたところで、そこに出来たのが大日本報徳社だそうです。

係りの人に声を掛けて、大講堂と大広間などを見学させてもらう。
ただ、ここでは、建造物は見れるのだけれど、二宮金次郎の資料などは見ることが見ることが出来ない。
というか、ここにはないようだ。

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ただ、パンフレットを読むと、二宮金次郎の教えは、まさに、今の日本に必要な教えだと思う。
それは、「至誠」「勤労」「分度」「推譲」という4つの柱から成り立っている。
是非とも、小学校などで、この教えを、道徳として教えて欲しいと思った。

大日本報徳社への道からは、お城が綺麗に見えた。
ぶらぶら歩きながら、ホテルで荷物を受け取って、駅に戻る。

ここからは、青春18きっぷの旅の帰路となる。
2日目の最初のスタンプを押してもらって、ホームに入る。
1328掛川駅発の普通電車に乗り、浜松駅に着いた。

浜松駅。
駅から出て、駅前に立ってみる。
何とも切ない気持ちになる。
2週間前に、凡はこの場所で、ミニボンの母親が家で倒れたことを知った。
それから、すぐに母親は亡くなってしまって、今はもう、いない。

大変なことを経験した駅だけれど、今日からはまた、新しいイメージとして、この駅を凡の記憶にしたい。
勿論、ミニボンの母親の記憶は、いつまでも凡の脳みそに刻まれている。
それは、浜松じゃなくて、大阪のミニボンの家のイメージだ。
元気で笑っていた時のイメージなのだ。

とはいうものの、ああ、あの時、近所のおばちゃんに、ここで電話したなあとか、そんなことを色々思いだしていた。
でも、凡が死んだら、そのイメージさえも消えてなくなるのだろうな。

と、そんな感傷に浸っていないで、折角の浜松なので、散歩でもしてみよう。
ご めんなさい。
(ぺこり)

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本当に、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。



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この記事へのコメント

yukemuri
2020年04月17日 22:19
リブマックスの朝食はバイキングなのでしょうか?
品数が少なくても好きな量が取れるならそれはそれで良いですよね
「さわやか」と言うレストランですか?
知りませんでした
天神屋とかスマル亭ってそば屋が静岡に多いのは知っていましたが(どちらも食べた事あります)さわやかは知りませんでした
ハンバーグはビックボーイやハングリータイガーのハンバーグに似ていますね
でも大きさがコチラの方が大きい感じです
赤身だけのハンバーグもなかなか美味しいんですよね
ソースはデミかな?
ご飯が進みそうですね!
平 凡蔵。
2020年04月18日 13:47
ありがとう、yukemuriさん。

リブマックスの朝食は、バイキングです。
品数は少ないですが、朝食なら、これで十分です。
ただ、スペースが、やや狭いかな。
混んでる日で、みんなが集中したら、待たなきゃいけないかもです。

「さわやか」さんは、静岡では有名なお店で、かなりの店舗数を持つチェーン店です。
テレビなどでも紹介されることも多いようですが、わたしも、ひょっとしたらケンミンショウとかで、みて覚えていたのかもしれません。

ハンバーグは、250gだそうです。
んでもって、ソースは、デミグラスソースとオニオンソースがあって、私は、人気だと言うオニオンソースにしました。

そうだ、ハングリータイガーというお店は知りませんでした。
大阪には、無いかもです。
ネットで見ると、横浜を中心にしたお店のようですね。
写真だけしか見てませんが、なるほど、形が似てますよね。
ごめんなさい。
(ぺこり)

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