散散歩歩。(1012)東北迷走の旅(4)

9月7日(月曜日)。
みゆきさんの母校のひとつである山形市立大六中学校を見に行った凡は、また
、バスに乗って、駅に戻り、そして、またバスに乗って、七日町まで移動した。

山形に来たのだから、山形の名物でも食べよう。
後で知ったのですが、蕎麦も有名らしい。
でも、その時は、テレビ番組で紹介された「冷しらーめん」が気になっていた。

なので、案内所で教えて貰った有名店というか元祖を名乗るお店に行くことにした。
それが、七日町にある。
「栄屋」本店さん。

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店の前まで来ると、見た目は、普通の食堂という感じだ。
中に入ると、結構、賑わっている。
凡は、大きめのテーブルに相席させて頂く。
ただ、コロナ対策のためのビニールが、目のすぐ前にぶら下がってるけれどね。

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注文は、もちろん、冷しらーめん。

やや待って、運ばれてきたラーメンは、シンプルな醤油ラーメンに見える。
見えるが、氷が浮かべられていて、そういえば、冷たそうである。
一口、スープを啜る。
冷たいが、キンキンには冷されていないので、すっきりと、美味しい。

これだけ冷たくても、味がしっかりしているのは、ある程度、濃い目に作っているのだろう。
それに、油が固まっていないのは、何かレシピに、秘密があるのかな。

美味しく名物を頂いて、席を立とうとしたら、ピクリとも椅子が動かない。
床がビニールのせいか、油のせいか、椅子が床に貼り付いていた。
まあ、こういう店が、美味しいっていうのは聞くけれど、まさか、店構えから見て、貼りついてるとは思わなかったな。
これもまた、面白いね。

さて、名物を頂いたら、駅まで、ブラブラと歩く。
やっぱり、どこかに行ったら、その場所を歩くのが、一番楽しい。

ホテルで、荷物を受け取って、また、駅に向かう。
秋田を離れて、移動するためだ。
そこで、今まで考えて来たルートを、再確認した。

というのも、さっきのさっきまで、仙台に行こうかと思っていた。
新潟から、秋田へのフェリーを考えていた凡だったけれども、ここにきて、地図を見てみると、想像以上に、山形から仙台は距離が近い。
こんなに近かったのかと。

それなら、山形から仙台に移動して、その仙台から八戸に移動するのも楽しいかもしれない。
以前に行った八戸のピザ屋のマスターにも会いたい気がする。

関西にいると、どうも関東や、東北の位置関係が、正確に解っていない。
地図を見ていて、改めて気が付くこともあるのだ。
それに、時刻表の地図は、かなりデフォルメしてるしね。
駅を見るには、見やすいけれども、実際の距離は、やっぱり普通の地図が分かりやすい。

しかし、山形の駅に着いたら、気が変わった。
そういえば、以前に秋田には行ったことがあるけれども、ただ、ホテルに泊まっただけだ。
観光もしたけれども、鹿角市の環状列石群と、黒又山だ。
秋田市内からは、だいぶ離れている場所だ。

それに、仙台は、つい先日、ミニボンと温泉に行ったところだ。

そんなことを考えている中で、秋田市内は、どんな街なのだろうと単純に思った。
それなら、秋田に行こう。

みどりの窓口で、切符を購入して、列車の乗り換え情報もプリントアウトしてもらう。
これが有り難いよね。

山形駅 1546発 奥羽本線、新庄行き。
何故か、凡は座れてしまったのだけれど、列車は満員で、車窓の景色などは見えない。
学生が多く、しかも、女子高生がいっぱいだ。
山形に、こんな人がいたのか。

1704 新庄着。
1732 新庄発 奥羽本線、秋田行き。

横手で、人が乗り込んでくる。
名前は聞く土地だけれど、或いは、途中下車したら、面白いところなのかもしれないね。
でも、そのまま乗り続ける。

んでもって、乗っている間に、アイフォンで、今日の宿を探す。
今日もまた、ゴーツーキャンペーン適用のホテルだ。

2012 秋田駅着。
在来線と、新幹線が、並んで停まっているのは、面白いね。

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予約したホテルは、駅の近くにある。
秋田ビューホテルさん。

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1泊2日、朝食なしで、税込み 5600円。
これに、ゴーツーキャンペーン適用で、1960円引きになって、
結果、税込み 3640円。

チェックインの時に、明日の朝食を聞かれた。
明日なら、1700円だけれども、チェックインの時なら、1500円だと言う。
折角だから、お願いした。

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部屋に入ると、まず、ベッドに向かう通路が、広めだ。
そして、トイレの便座も、普通サイズ。
この辺のところが、ビジネスホテルじゃないところでもある。
結婚式なども出来る普通のホテルの良いところだ。
調度品などには、やや古さを感じるが、壁紙などは、数年前に貼り換えているのか、綺麗にしてあるので、全体的に、リラックスできそうで、快適だ。
この内容で、ゴーツーキャンペーン適用とはいえ、3640円は、かなりお値打ちである。

さて、晩御飯を食べに行こう。
フロントの中年の男性に聞いたら、3店舗をピックアップしてくれた。
1つは、オススメしているお店。
もう1つは、炉端で、ちょっと高いが、美味しいという。
もう1つは、少し歩く場所にある郷土料理のお店。

まずは、ホテルの周囲を、ブラブラして様子を見る。
とはいうものの、秋田の夜は早そうなので、そろそろ、どこかに入らなくちゃ。
そこで、まず向かったのが、やや高いけれど、美味しいと言う炉端だ。
何故、ここに向かったかと言うと、名前に惹かれた。
「とっぴんぱらりのぷ」さん。

これは、なぜこの名前に惹かれたかを説明するのは、難しい。
テレビドラマ「やすらぎの刻~道~」で、ミッキーカーチスさんが、使われた言葉で、秋田の昔話の最後に付ける言葉だそうだ。
ドラマを見てない人には、ピンとこないだろう。

やすらぎの刻といえば、みゆきさんの歌が主題歌や挿入歌になっていて、それを聞きたいから見だしたのだけれど、(もともとは、やすらぎの郷から、引き続いて見ているのですが)、そのドラマの内容も、これは凡ぐらいの年齢の人間には、なかなか面白くて、最後には、夢中になって見てしまいました。

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そんなドラマに出てくる名前のお店だったので、行ってみようと思ったのです。
でも、ビルの5階にある店の前まで行ってみると、暖簾やメニューは出ているのだけれど、戸が閉まっていて、店の中の電灯も消えていた。
店の横には「支度中」木札が置かれている。
定休日なのか、或いは、もう今日は終わってしまったのか。
仕方が無いので、ビルを出る。

となると、オススメのお店にしよう。
「うみひこ」本店さん。

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店内は、新型コロナ対策のスペースを開けているので席数を減らしているようなのだが、それでも、満席ぐらいの人が入っていた。
凡は、カウンターに座る。

若い男の子が注文を取りに来た。
とりあえずは、秋田っぽいものを注文したい。

おすすめ料理のコピーに、男鹿産赤メバル刺680円というのがあったので、それをまずは注文。
そして、はたはた塩焼きもお願いする。

そこで、男の子に、オススメを聞いた。
すると、通常メニューの刺身の3点盛りが人気だと言う。

今、メバルの刺身を注文したところだ。
それに、3点盛りのマグロやイカは、秋田以外でも食べることが出来る。
そんな流れの中の、まさかの、刺身アンド刺身の提案。

「えっ、あ、これ。あ、そう。」
何だか楽しくなってきた。

周りを見ると、この3点盛りを注文している人も何人かいて、そういえば、木桶に見栄えよく盛り付けてある。
見た目、立派な感じなのである。
成る程。
青年にしたら、間違いなく人気商品であって、オススメなのだろう。

いや、実に楽しいね。
こんなのは、好きだ。
何故なら、青年は、一所懸命にやっている。
やってはいるが、ちょっとズレてたりするのである。
そこが、楽しいのだ。

それなら、青年のオススメに従って、刺身の3点盛りを注文してみるか。
薦めたものを注文したら、彼も、うれしいに違いない。
と思ったが、やっぱり、直前に止めた。
ごめんね、青年。

注文を取って、帰る時に、ベテランといっても若い女の子だけれども、青年に、「ちょっと、注文みせて。」とチェックをされていた。
たぶん、青年は、新人だったんだろうね。
がんばれよ、青年。

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IMG_3313.JPG(秋田では、刺身のツマに菊の花も添えられている)

ビールから始まって、やっぱり、秋田だからお酒にした。
目の前には、「かんどうこ」で熱燗をと書かれた熱燗の機械が置いてある。
こんな仕掛けも楽しそうだなと思って、熱燗を頼んだら、普通の徳利で来た。
冬だけのサービスなのかな。

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焼き鳥と、いぶりがっこのチーズという秋田っぽい料理を追加。
焼き鳥は、目の前に焼き台があって、両目の間が離れた凡好みの女性が焼いている。
これだけで、ちょっと味の評価がアップである。
タレが、たっぷり掛けられているのが良い。

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凡の隣の席に、30代ぐらいの男性が食事をしている。
たぶん、あまりお酒は飲まない人なのだろう。
親子丼を注文して食べていた。
その他にも、焼き鳥などを注文した形跡がカウンターに残っている。

それにしても、お酒を飲まない人が、夜、食事をするとなると、お店を探すのも大変だよね。
普通の食堂とかで、普通のメニューなら、他にも店はあるだろうけれど、たとえば、旅行で秋田とかに来たなら、やっぱり郷土料理みたいなものが食べたくなるのが道理だ。

そうなると、居酒屋とか、そんなお酒を飲むようなお店に行くということになる。
当然、お酒を飲まなくても、お通しなどが、強制的に付いて来る。
あれは、お酒を飲む人なら、料理が来るまでの繋ぎとしての役目もするが、お酒を飲まない人には、無用のものだ。

それに、たとえ飲まない人でも、アルコール度の軽いものを1つ注文することもあるだろうし、ウーロン茶などを頼んでも、それが意外と高い店もある。

そして、その隣の男性が、お会計をした。
もって来たレシートを、ジッと見ている。
凡が勝手に想像するに、「あれ、こんなにするのか。意外と高かったな。」みたいな表情に見えた。
「しもた。」という顔だ。

男性は、静かに店を出て行く。
ふとみると、カウンターにレシートが残されていた。
どうにも、凡は、覗き趣味というか、野次馬趣味というか、そんな下品な性格なのだろう。
そのレシートを、そっと取って、内容を見てみた。

4686円。
ああ、これなら、レシートをジッと見た気持ちも解るよ。
親子丼を食べて、ついでに、おかずとして焼き鳥も食べたんだよね。
本人としては、2500円ぐらいのつもりだったのかな。
見れば、アルコールも注文している。
モスコミュール。
良い人じゃないか。

、、、、、でも、これはアカンわ。
レシートの内容を見て、凡は思った。
比内5点串盛り、1600円って、こんなの頼んだら、一気に値段が上がるの分かるじゃん。それに、おすすめ料理700円も頼んでいる。

これじゃ、そのぐらいするよと、さっきの同情は、消えてしまって、凡は、凡で、凡の注文した料理を楽しんだ。

さて、メニューを見ると、締めのご飯も、親子丼、鯛の釜めし、などなど、美味しそうだ。
でも、凡は、さっき散策している時に、気になった店があった。
なので、このあたりで、切り上げよう。

凡が会計をしたら、5296円だった。
まあ、こんなものか。

さて、うみひこさんを出たら、気になっていたお店に行こう。
「やきとりセンター」さん。
こんなお店は見たことが無い。

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店に入ると、ガラガラだ。
兄ちゃんが注文を取りに来たが、親切である。
悪くないなと思った。

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それに、兎に角、安いのが良い。
しかも、焼き鳥1本から注文できるのも、さらにグッドだ。

しかし、さっきの兄ちゃんは、親切で明るかったが、料理を運んできたのは、不愛想な兄ちゃんだった。
こういう時に思うのは、経営者も大変だろうなと言う事だ。
ちょっとした接客の違いで、そのお店の評価が、大きく変わる。

料理の味が良いとかなんとか、それもあるけれども、最終的には、兄ちゃんだったり、お店の店員の対応の気持ち良さが、そのお店の評価になるのじゃないだろうか、というか、凡の場合は、そうだ。

まあ、今回は、不愛想な人は1人で、他のスタッフは、みんな気持ちの良い人ばかりだったので、楽しい時間を過ごせた。

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メニューを見て気が付いたことは、このやきとりセンターは、チェーン店だったということだ。
知らなかった。
というか、関西では見たことが無い気がする。
でも、チェーン店でも、初めてのお店で、それが秋田のお店なら、これはこれで良いのではある。

冷やした唐揚げと、串を5本ほど頂いて、2杯チューハイ的なものを飲んだ。
お会計をしたら、1683円。

さて、気になっていたお店も行ったことだし、でも、このままホテルに戻るのも、秋田の夜が勿体ない気がして、少し歩いて、川反飲食店街まで、様子を見に行く。
このあたりも、賑やかな場所で、ちょっと色っぽい店もあったりするところだ。
でも、道を歩いている客は、ほとんどおらず、客引きばかりが立っていた。

なので、また駅前まで、歩いて戻る。

最後の締めに、ラーメン屋に入る。
駅前中華そば「すみたに」さん。
ヨネスケさんの食べ方の説明などがあるところをみると、ここもチェーン店なのか、或いは、有名店なのか。

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メニューにあった餡かけラーメンが食べたかったが、辛ラーメンしかなかったので、5倍を注文。
辛さは100倍まであって、聞くと、たまに注文する人がいるらしい。
凡の注文した5倍は、ちょうど良いぐらいの辛さだった。

お腹もいっぱいになったので、コンビニに寄って、水と何故かスイーツを買ってホテルに戻る。
ああ、今宵も、また食べましたね。
ご めんなさい。
(ぺこり)

各記事の下部にあります
アマゾンの「キンドル版 凡蔵。おすすめ選書」ですが、
現在、リンクは中止しております。

「悩み多きブッダたち」

「アルカディアのレフュジー」
(中島みゆきさんの影をさがして)

は、販売中止しました。

買っていただいた方には、
本当に、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。



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