散散歩歩(1090)近鉄全線乗り放題。名古屋でみゆきさんでみゆきさんの残像に酔うナローな旅。(1)

ゴーツートラベルが、再会されるとか、どうとか。
来年の1月ぐらいなのかな。
凡としては、待ちに待っていた再開なのだけれど、お注射(と、SNS風に表現)
や陰性証明とセットなんて、そんな無責任なことはやめて欲しいものである。

お注射を打つか打たないかは、個人の考え方次第で、国に強制されるべきものではないはずだ。
日本は、自由の国ではなかったのか。

そこまでして、お注射を打たせたいのかね。
効果が無いとか、お注射での死亡も確認されているとか、その辺に触れないで、ただ、政治家として何かやったという実績のために、国民の健康を無視しないで欲しいものだ。
或いは、裏で、DSが絡んだ、大きなお金が動いているのかもしれない。

そもそも、ファイザーに、お注射の健康被害についての免責が付いているなんて、そんなことがあって良いものだろうか。
事故があっても、責任を負いませんっていう薬を使うなんて、おかしいじゃない。

えーっ、コロナ(ビッグローブでは、コロナと書いても削除されないだろうから、こう書いてます)については、書き出すと、永遠に書いてしまいそうなので、この辺でやめといた方が良さそうですね。

ということで、何で、ゴーツートラベルの話が出て来たかというと、先日、またまた、ちょっと、お出かけをしてきたものですので、そのレポートを書いておこうと思ったからであります。

1年ほど前かな、近鉄の全線乗り放題きっぷで、2回ほど、お出かけをさせて頂いた。
その企画は、既に終わってしまったのですが、この冬に、また期間限定で発売されたのであります。
このきっぷは、気持ちが良いですよね。
何しろ、全線、乗り放題なんだから。
しかも、3日間も。
ありがたや、ありがたや。

ということで、11月25日(木曜日)。
予め購入しておいた切符を持って、9時頃、家を出発した。
やや、ゆっくりめの出発だ。
予定は、まだ決まってていない。
取り敢えず、遠いところに行きたいから、名古屋辺りに移動して、ちょっと気になっていた居酒屋にでも行って、次の日は、出来れば賢島まで距離を稼いでから、帰宅しようかと、そんなぐあいだ。

京阪、地下鉄と、乗り継いで、近鉄の大阪難波駅にて、入鋏。
近鉄アプリで、名古屋方面の乗り継ぎ案内を検索すると、50分ぐらい後の急行がヒットした。
でも、もう改札を通過しているので、駅でそんなに待つのも手持無沙汰なので、次に来た電車に乗り込むことにした。
小刻みに、乗り継いでいくしかないか。

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鶴橋まで移動して、ここで名張行きの急行に乗り替え。
ホームで買った、スパムおにぎりを食べる。
大和八木を過ぎると、急にガラ空きになった。
1102時、名張着。

名張と言うと、父親を思い出す。
凡がまだ、中学ぐらいだったころ、父親は名張に転勤になったのだけれど、凡が学校を変わるのは良くないだろうと言う事で、引っ越しはせずに、西宮から、毎日、名張まで通勤してくれてたんだよね。
通勤だけでも片道2時間はかかってただろうから、大変だっただろうな。
どうして、その時に、ありがとうという言葉ぐらいさえも掛けることが出来なかったんだろう。
若い時の凡は、どうにも、情けない男だったんだ。
まあ、今もそうだけれど。

そうだ、名張と言うと、もう1人思いだすんだよね。
若い女性だ。
しかも、素敵な女性なのであります。
その人も名張に住んでいた。

20年以上前になるのかな、凡は、百貨店に入っている食器屋さんで仕事していて、その人は、百貨店の社員だったので、まあ、取引先というか、同じ職場の女性と言えるのかもしれない。

兎に角ね、笑顔がいいんだ。
ただ、ニコリとするだけで、目の前にいる人をウットリさせてしまう。
詰まりは、みゆきさんのような波動を持っているのだろうか。
凡より年下だけれど、聖母マリアのような優しさを含んでいて、でも、庶民的な親しみがある。
少し体の弱いところがあったので、大丈夫かと思う気持ちもあってか、守ってあげたいと思ってしまう人でもあった。

ある時、その人の結構な年の離れた旦那さんが病気になったらしい。
奥さんなら、誰だって心配するだろう。
その人も、心配だったのだろうと凡は察するのだけれど、その心配の仕方が、普通の女性とは違ったんだよね。
本人には確認していないけれど、その人の友達が言ってたことだ。

名張から、当時の職場の大阪の北浜まで通勤する途中に、石切さんに寄ってお百度を踏んでから職場まで来てたんだよね。
石切さんというのは、ガンなどに効くと言われている神社で、大阪では有名な神社だ。

今時の女性で、こんなことする若い女の子がいるかね。
そりゃ、病院にも行っていただろう。
それでも、不安で仕方がないというか、何かしないではいられなかったんだろね。

神社でお百度を踏むことに意味があるのかとか、効果があるのかとか、そんなことを彼女に問う事はナンセンスだ。
ただただ、人を思う気持ちがそうさせているんだよね。
その時は、旦那さんが羨ましく思えたね。

そういえば、みゆきさんは、誰かを思う時、お百度を踏んだりしたりはしないのだろうか。
或いは、特定の信仰をもっているのかもしれないけれど、お百度は踏まなくても、誰かのために祈ったりすることがあるのだろうか。

もしそうであるなら、誰のために祈っているのか、そこは気になるところだ。
出来るだけ、それは男性であって欲しくないと思うのは、みゆきさんの愛を独り占めしたいと思う恋をした凡の我儘なのではある。

誰かのために祈るという行為は、美しいものだ。
そこには、自分を差し置いて、相手を思うこころがある。

ただ、祈る対象が問題だ。
自分の信仰する神様や仏様に祈るのだろうけれど、果たして、その神様は、その祈る人の願いを叶えてくれるものだろうか。
凡は、その願いをかなえてもらえなかった人を、何人も見ているので、そんなひねくれたことを考えてしまうのである。

凡は、神社で手を合わせることはするが、仏像に向かって手を合わせることはしない。
いや、しはするが、期待はしていない。
だって、仏像は、人を救ってはくれないからだ。

何も神様や仏様に祈ることはしなくても、人が人に祈ると言う事はあるかもしれない。
誰かに向かって、幸あれと祈る。
それは、やっぱり美しいだろう。

凡なんて、神様でも、仏様でも、人であっても、気が付いたら、神社で手を合わせて、「億万長者になれますように。」とか「みゆきさんとデートできますように。」とか、そんな自分に対する願いしか祈ってない。
そんな祈りは、悲しいね。

でもまあ、祈る必要のない状況が幸せというものなのかもしれない。
とはいうものの、何か特別なことを祈るということでもなくて、日常のちょっとしたことでも、人のために祈るのは、素晴らしいことであることは間違いない。

とある神社の前で、男の子と女の子が並んで手を合わせている。
小学校の1年ぐらいだろうか。
「一緒に、神様にお願いしようよ。きっと、願い事叶えてくれるよ。」
「うん、しよう、しよう。いっぱいお願いする。」
なんてね、小さな掌を合わせる姿は、可愛いだろうな。

「ねえ、凡ちゃん。何をお願いしたの?」
「うん、凡ね、みゆきちゃんのために、お願したよ。」
一応、ここでは、凡とみゆきさんの子供のころという設定である。

「きゃ。うれしい。」
みゆきさんは、手をグーにして、口に当てて、恥ずかしそうに笑った。

「凡ね、みゆきちゃんが、世界で1番のお嫁さんになるようにって、お願したの。」
現実的には、まだそのお願いは叶えて貰ってはいないが、ここでは、そこには触れないでおこう。
勿論、お嫁さんの相手は、凡である。

「じゃ、みゆきちゃんは、どんなお願いをしたの?」
「うん、お金持ちと結婚できますようにって。」
「お、お金持ち、、、、と結婚、、、。」

「ねえ、凡ちゃん。お金持ちになる?」
「うん、あ、いや。それはなりたいけど、なれるのかな、、、。」
子供であっても、男性より女性の方が、現実的で、かつ、したたかである。

「あたしね。お金持ちと結婚するの。」
「そ、そうなの。」
いくら子供であっても、凡には、お金持ちになる自信はない。
ああ、みゆきさん、何て残酷なお願いをしてくれるんだ。

「うん。それから、今日の晩御飯、ハンバーグが出ますようにって。」
「お金持ちと、ハンバーグ。」
えらい、極端なお願いやな。
そう思ったが、凡は、口には出さなかった。
ただ、みゆきさんが、言った後に、嬉しそうにしている笑顔が可愛かった。

「ねえ、もう帰ろうよ。」
と、みゆきさんは、家に向かって走り出す。
「ちょっと待ってー。」
と言いながら、凡はみゆきさんの後を追いかけた。
でも、頭の中は、「お金持ち。」という言葉が、何度も何度も、こだまのように響いていた。
夕日が、みゆきさんの白いブラウスの背中を赤く染めている。
「綺麗だな。」と凡は呟いた。

そして、立ち止まって思った。
世界で1番のお嫁さんは、きっとお金持ちの人と結婚するんだろうなと。
その瞬間、涙が頬をつたって、凡の運動靴にポトリと落ちた。

っていうかさ、何で、妄想であっても、凡とみゆきさんは、うまくいかないんだろ。
悲しいね。
ああ、みゆきさーん。
それに、レポートは、名張出来で止まったままだから、先に進もう。

1110時発の青山町行きに乗りんで、1121時に、青山町駅に着。
少し時間もあったので、ちょっと改札を出て歩いてみる。
このあたりは、阿保(あお)と呼ばれる土地で、昔は街道のあったところで、そういえば、そんな街並みを感じることも出来る風景を、ちょっとしたところに見つけることが出来る。
堤防のところに、本居宣長の碑があった。

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青山町から、伊勢中川、そして桑名へと移動。
伊勢中川から、そのまま乗っていれば、名古屋まで行けたのだけれど、途中下車もしてみたくなったのと、桑名には、多分だけれど、降りたことが無かったから。

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桑名駅は、オシャレに改装されたようで、まだ新しく、近鉄とJRが同じ駅舎を使用している。
改札の横に、ハマグリ料理のお店があって、ちょっと惹かれたが、そのまま駅を出て、駅前を歩いてみる。

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ちょうど、お昼時分というか、そろそろ、ランチタイムも終わろうかという時間なので、駅の近くにあるトンカツ屋さんに入る。
ミックスフライ定食、1500円。
エビフライもホタテも、しっかり身があって、まずは、満足。
そこで、これからどうしようかと考えていたら、桑名から三岐鉄道(さんぎ)が走っていることを知った。

三岐鉄道は、西桑名から阿下喜まで走る北勢線と、富田から西藤原まで走る三岐線のちょっと離れた平行した2つの線がある。
桑名は、ちょうど、北勢線の西桑名の駅が、桑名駅の横にあるのである。

よし、三岐鉄道に寄り道をしよう。
そう思った。
その理由は、三岐鉄道の北勢線は、日本でも珍しい特殊狭軌の路線だからだ。

鉄道には、その線路の2本の間隔の長さが、いくつかあって、日本では、新幹線のように、間隔が1435mmの広いもの(広軌と呼んだり、世界的には標準軌と呼んだりするのですが)、と、それ以下のものである狭軌という狭い幅の線路の間隔のものがあって、三岐鉄道の北勢線は、その狭軌の中でも、さらに狭い762mmの特殊狭軌と呼ばれる路線なのである。

せっかく、桑名にいるんだから、乗って見ようと思う。
トンカツ屋さんを出たら、桑名駅の横にある西桑名駅に向かった。

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アマゾンの「キンドル版 凡蔵。おすすめ選書」ですが、
現在、リンクは中止しております。

「悩み多きブッダたち」

「アルカディアのレフュジー」
(中島みゆきさんの影をさがして)

は、販売中止しました。

買っていただいた方には、
本当に、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。