散散歩歩。(1098)雪の小樽ふたり旅。(1)

12月18日(土曜日)19日(日曜日)の2日間休みだった。
12月の土日の休みなんて、想像もしてなかったけど、何故か休みになった。
そして、偶然、ミニボンも休みだったので、ふたりで出かけることにしたのであります。

それで、始めは湯快リゾートとか大江戸温泉物語とかに行こうかと考えていた。
ゆっくり温泉に浸かって、バイキングに舌鼓。
日ごろの疲れも取れるんじゃないかと思う。

でも、結構、行ったところが多いし、ミニボンと、あれやこれやと考えた末に決めたのが、小樽だ。
凡も、たぶん行ったことが無いと思う。
余市は、40年前に行ったことがあるけれど、、、と、えらい昔の話ですが。

ピーチで予約を入れたら、片道1万円ぐらいだけれども、やっぱり2人で往復となると、色々手数料が入って、49780円になった。
いきなりの高額出費。

さて、出発2日前ぐらいになったら、ちょうど出発の前日か当日ぐらいに、大寒波がやってくるという。
大雪の予報だ。

果たして、飛行機は飛ぶのだろうか。
そして、帰ってくることができるのだろうか。

12月18日(土曜日)。
依然、天気予報は、雪の予報。
不安に思いながらも、関空まで移動。

手荷物検査をして、空港で朝食のサンドイッチとコーヒー。

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往路は、関空から札幌。
0900時、関空発、ピーチ MM105便。
予約の時から想像していたが、ほぼ満席。

1055時、札幌新千歳空港着。
飛行機を降りると、晴天である。

少し遅れて入線したJRに乗り込む。
すると、走るにつれて空が曇り始めて、やがて車窓の景色もまったく見えないぐらいの雪に変わった。
やっぱり、天気予報は当たったのか。
ミニボンは、その雪を見て、喜んでいる。
まあ、それなら良かったか。

IMG_9575 - コピー.JPG(札幌近く)

札幌を過ぎると、右手に海が見える。
その海岸線の近さが楽しい。

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海のすぐ近くを走るといえば、紀勢本線の下半分ぐらいのところを走る時を思い出すが、この札幌小樽間も、なかなかの近さを走る。
写メを撮ろうとするも、雪も降っているし、なかなかピントも合わない。
というか、目の前の迫力が写メでは映しきれないのである。

そんな車窓を楽しんだら、小樽駅に着。
ホームには、真っ白な雪が積もっている。
出発前にミニボンが用意していた靴の底に滑り止めを装着した。

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小樽駅は、なかなか雰囲気のある駅で、そのホームの端に、石原裕次郎さんの大きなパネルがあった。
裕次郎ホームというそうだ。

案内所で地図を貰って、まずは、ホテルに荷物を預かってもらいに行く。
駅から歩き出すと、昨日からの雪で、街全体が雪で覆われている。
しかも、降ったばかりで、真っ白だ。

IMG_9618.JPG(昔、鉄道の走っていた跡なんだけれど、線路もなにもかも雪で埋まっている)

そんな雪の世界を歩いていると、もう、これだけで、ミニボンは、満足したと言う。
大阪にいたら、こんな雪には出会えないものね。
ネットの情報では、札幌と小樽では、24時間の降雪量が観測史上最多だそうだ。
ある意味、ベストタイミングだったのである。

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小樽の人にとっては、雪かきなど、堪ったものではないのかもしれないが、大阪から来た旅行者は、大いに楽しい思いをさせてもらっているのであります。

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今日のホテルは、「ホテル・トリフィート小樽運河」さん。
荷物を預かってもらうのに、ホテルに入ったのだけれど、滑り止めの器具が床にカチャカチャ音をさせている。
果たして、これを付けたまま入って良いものだったのだろうか。
床を傷つけないためには、入口で取るべきだったのだろうか。

さて、少し遅めのランチと行きましょう。
サンモール1番街商店にある「ニュー三幸」さんに入る。
1階はビアホールで、昼間はランチもやっている。
小樽でも古くからある有名なお店のようである。

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凡は、小樽名物のあんかけ焼きそば、ミニボンは、カツの乗ったスパゲティを注文。
なのだけれど、凡は、少しばかり悩む。
というのも、あんかけ焼きそばは、2種類あるのだ。
普通のあんかけ焼きそば980円と、特製海鮮あんかけ焼きそば1280円だ。

その金額的な差は、300円。
ここが悩みどころだ。
折角の小樽だから、美味しい方が良いに違いない。
それなら、間違いなく特製の方だろう。
そう思うと、プラス300円は、まったくもって、惜しくはない。

とはいうものの、そこがまた、折角の小樽ということである。
小樽の人は、どっちを食べているのかという事だ。
わざわざ小樽まで来て、小樽の人が普段食べない特製を食べるというのも、わざわざ300円プラスして、何をしているのか分からないことになってしまう。

ここでお店の人に聞いても良かったのだけれど、メニューに書いてある普通の方の「小樽市民のソールフード!」という言葉を信じて、普通のあんかけ焼きそばを頼んだ。

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それと、サッポロクラシックの富良野シトラスという限定の生ビール。
注文してからメニューを見ると「夏にふさわしい」なんてコピーが書いてある。
そとは、大寒波の雪だ。
、、、、夏のビール。
まあ、美味しかったので、そこは問題ないか。

さて、美味しい名物ランチも頂いて、これから小樽の町を散策しましょうか。
堺町通り商店街という通りには、有名なお土産物屋さんなんかが並んでいるそうなので、そのあたりに歩いて行く。

その道も、まだ新しい雪が積もっていて、ただ、それだけで楽しいのである。
しかも、北海道の雪だから、ベチャベチャしていないというか、歩いていても、キュッキュッと音がするぐらいにサラサラである。

堺町商店街に着いたら、ゆっくり周りのお店などを見ながら歩くのだけれど、有名なガラス店や、オルゴールのお店などは入らなかった。
ただ、雪の道を歩くのが楽しいから、ただただ、歩いていた。
周りの人を見ると、やっぱり皆、ただ、歩いている。

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ふと反対側のお店を見ると「いか太郎本舗」というスルメのお店があった。
ミニボンが入ってみたいという。
まさか小樽のオシャレなお店を差し置いて、小樽で初めて入ったお店が、スルメのお店。

とはいうものの、試食をしたら、これが美味い。
スルメというと、乾燥したイメージがあったけれども、このイカ太郎さんのスルメは、しっとりとしていて、なかなか美味しいではないですか。
小樽の初めてのお土産に、スルメを購入。

さて、散策を続けて、ミニボンが友達や職場のお土産にと、ルタオや北菓楼さんなどのお店を物色。

さて、そろそろホテルにチェックインをしに戻ろうと思う。
ホテルは、この堺町商店街の端っこにある。

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帰る道に、パワーストーンのお店があって、ガチャガチャを置いてあったので、500円の高い方をやってみたら、C賞という紙が入っていた。
お店で景品を貰ったら、ガーデンクオーツとユナカイトという石の入った袋を呉れた。

これは、得をしたのか、値段相応なのか、やや中途半端な気持ちだったが、お兄さんも気さくな感じだったので、まあ、どっちでもいいか。

その横に、唐揚げのテイクアウトのお店があった。
今風のオシャレな感じで、中に女の子がひとり接客している。
その声が聞こえてくる。
んでもって、その女の子と、数人の男性客が、話をしている。

その女の子の声が、凡の気持ちを揺さぶった。
人の声は、聞く人をして、気持ち良くもするし、気分を悪くもするし。
不思議な力を持っている。

それは、たとえ丁寧な言葉遣いをしても、そうでなくても同じで、その言葉の文字の羅列を越えた、ただ本能で感じるところで、聞く人の心を動かす、そういう作用があると思う。

お店で丁寧な言葉で説明されても、まったくもって、何も感じない声もある。
チェーン店とかで経験する声だ。

でも、この唐揚げやの女の子の声は、ハッとするような強さがあった。
人を、惹きつける強さだ。
まるで、苦労してやっと出店で来たお店の、今日が初日で、嬉しさを抑えきれずに出した声のようでもあるし、好きな人に愛を打ち明けられた瞬間に出る声でもあるのである。

しかも、その声の質が、「笑声」なのである。
この笑声というのは、凡の造語である。

笑顔は誰でも知っているだろう。
見ていると、見ている人を幸せな気持ちにさせる顔の事だ。
その究極がみゆきさんの笑顔なのであります。
誰でもが、うっとりして、誰でもが癒されるからだ。
それが笑顔というものなのであります。

笑声というのは、その笑顔の声バージョンなんだ。
ただ、聞くだけで、聞いた人を幸せな気持ちにさせる声。

その唐揚げ屋の女の子の声は、嬉しさに溢れていて、かつ笑声なんだな。
しかも、かなりの美人だ。

通り過ぎてから、もどって唐揚げを買いに行きたい気持ちになったが、ミニボンに怒られちゃ困るから、それは諦めた。

ただ、その後に、別のお店に入った時に、ちょっと機嫌の悪い店員の接客があって、凡が、あの唐揚げ屋の女の子の接客と、全然ちがうという話をしたら、ミニボンも頷いたので、あの女の子の接客は、ミニボンも気が付いていたようだ。
男女関係なく、人を惹きつける接客というか声だったんだね。
やっぱり、売っている物よりも接客が大切なんだよね。

ホテルに帰る途中に、桑田屋さんという小樽名物ぱんじゅうなるもののお店がビルに入っていたので、ぱんじゅうと紅茶のセットを食べる。
ただ、ミニボンが、桑田佳祐さんのファンなので、店名に惹かれて食べただけだ。

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んでもって、ホテルにチェックイン。
ホテル・トリフィート小樽運河さん。
モデレートツイン、朝食付きで、2人で、22260円。
凡にしてみれば、ちょっと贅沢であったか。

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部屋は、広くてゆったりしている。
内装も、オシャレである。

トイレが別の部屋になっているので、これもまた良いのだけれど、手を洗うところながくて、トイレをしたら、バスの部屋に手を洗いに行かなきゃいけない。
トイレを別部屋に設計した時に、そこに気が付かなかったのだろうか。

凡は、ホテルに泊まった感想でも、ハードな部分は、あまり書かない。
だって、安い値段で泊まらせてもらっているのに、多少の問題があっても、それは仕方がないと思うからだ。

たまにホテルの予約サイトの口コミで、ハードな部分に対して、相当な要求をコメントしている人をみかけるが、あんた、5000円ぐらいの値段で泊まっておいて、そんな改装までしなきゃいけないようなコメントを、よく書けるものだねと思うことがある。

凡も、安い値段で泊まらせてもらっているので、そこは、詰まり、ハードな部分は、仕方ないと思うのであります。

凡が、重要視するのは、清潔さだ。
詰まりは、掃除がされているかどうか。
ここは、ソフトな部分だからね。
チェックインして、部屋に、ゴミや、前泊者のものが残されていたりね、それとかバスタブに、色んな毛が残されていたりというのは、やっぱり嫌なんだ。

どんなに部屋が古くても、ハードが時代遅れでも、掃除がされていればオッケーなんだよね。

そいう言う意味で、今回は、ハードな部分の疑問というか不満を書きたいのであります。
この疑問というか、不満は、ホテルで働いている誰一人も批判するものではないので、書いてもいいのではと思うのです。

誰に、不満を言いたいのかというと、このホテルのオーナーと、設計者というかデザイナーなのである。

このホテルの部屋は、全部、新しくて、充分快適で、気に入りました。
ただ、窓のところにソファが置いてあるのですが、布製なんですよね。
これがイケナイ。

まだ新しい黒っぽいソファの布に、白っぽい何かをこぼしたような汚れが何か所も付着しているのだ。
気持ち悪いじゃない。
誰か知らない人の、どうやって汚したか分からない汚れが、今から座ろうとしているソファに何か所も付いている。

この汚れについて、掃除の人に苦情は言えない。
何しろ布だからね、蒸気のようなものを当てたりして、結構な作業をしないと、この汚れはとれないだろう。
これは、通常の掃除では無理だ。

だからの、設計者への苦情なのである。
どうして合皮のソファにしなかったのかと。
合皮なら、たとえ汚れても、洗剤の付いた雑巾で拭けば取れるものを、わざわざ布製にするのかと。

布製のソファなら、しばらく使う間に、汚れが付着するって、容易に想像がつくよね。
まあ、これは、このホテルに限ったことではなくて、他のホテルでも、椅子とかソファが布製の時で汚れてたりしたら、座るのを躊躇してしまう時がある。
これって、凡が潔癖症だから、そう思うのだろうか。

とはいうものの、その他に関しては、ホテルも快適で、ちょっと休憩をして、夕食を食べに行くことにした。

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