散散歩歩。(440)アイラブユー・ほたえてくれ!みゆきさーん。(135)

凡は、人間の肉体が苦手だ。

つまりは、凡自身の肉体も、どうも苦手であり、怖い。

細胞だってね、顕微鏡で覗いたなら、エゲツナイ形をしてるものね。

凡は、自分自身の身体を想像してみることがある。

1つ1つの臓器なんか、取り出したなら、気持ち悪いよ。

ゴミ箱へ捨ててしまいたくなる。

そんでもって、血管だ。

心臓を中心に血管が身体のいたるところに張り巡らされている。
想像したら、気持ち悪くて貧血になりそうだ。

と言ったけれど、それは大袈裟な話じゃない。

中学生の時に、十二指腸潰瘍になった凡は、治療の為に大きな注射をすることになった。

その時の看護婦さんが、慎重だったのだろうか、あまりにもゆっくりと薬液を注入するものだから、腕に刺さった注射針を見ていた凡は貧血状態になってしまった。

慌てた先生は、「カンフル!」と大声で叫んだこともあったのです。

実に、アカンタレである。

今でも、テレビで手術の映像などが流れると、凡はじっとうつむいている。

そして、ミニボンに聞くのである。

「もう、終わった?」

この「もう、終わった?」を2、3回やって、終わったのを確認してから、またテレビを見るのである。

そんな凡なので、今でも注射というものが怖い。

なのだけれど、尿酸値や、コレステロール、中性脂肪などが多い凡は2か月に1回は検査の為に注射をしなきゃいけない。

大きい病院だから、採血専門の人が注射をしてくれるので、幾分かは大丈夫なのだけれど、やっぱり注射をするときは横を向いてしまう。

これがね、女子大生とかがね、サラサラロングヘアーをかき上げながら悪戯っぽい上目遣いで
「はい、大丈夫でちゅかー。痛い痛いしませんからねー。」
なんて、何故か赤ちゃん言葉で言いながら注射してくれたら随分と気が楽になるのになあと念願する。

アルコール消毒する時もね。

「あ、先生。冷たーい。」なんて凡も言っちゃうわけ。

「これはね、アルコールなんでちゅよ。ばい菌さん、いなくなれー。」
なんて付き合ってくれる。

「先生、注射怖いから、手握っててー。」
「困ったちゃんでしゅねー。手を握ってたら注射できまちぇんよー。」
なんてね。

そんな採血がいいなあ。

そしたら先生が言うかもね。

「あー。良かった。私初めての注射やったから、怖かっってん。」
「えー。初めての注射?」

、、、、、ヘナヘナヘナ。

そんな凡は、注射も、自分の身体も、そして血管も怖い。

怖いのだけれど、世界中で唯一「美しい血管だなあ。」と思う血管がある。

そう、みゆきさんの血管だ。

ただ、みゆきさんの血管も、熱唱している時の首の血管は、恐ろしく怖い。

もし、あの血管に少しでも傷がついたなら、みゆきさんは一体どうなっちゃうんだろう。

もしも何かの拍子で先の尖ったものが倒れてきて、そう舞台の横に立てかけてあった板とかね、何故か子犬が走ってきて板にぶつかって倒しちゃうわけ、そして、たまたまその板に釘が1本何故か抜き忘れていてさ、その釘の先がみゆきさんの首の血管に当たったら、どうなるんだろう。

多分、血がピューっと出ちゃうよ。

そんなことをDVDの映像を見ながら想像すると、気が変になってしまう。

というより、そんなことを考えると貧血になりそうだ。

「みゆきさん、お願いです。どうぞ、首筋の血管を大切にしてください。首に鎖帷子とか巻いたり、鉄板で出来たトックリとか着て、舞台に立ってください。」
もしも、凡のメッセージが届くのであれば、そうお願いしよう。

そして、「みゆきさんの美しい血管」である。

凡は偶然DVDを見ていて、ときめいた。

「花の色はうつりにけりな」の1シーンである。
腕の真ん中に、プクリンと膨らんだ血管。

画像


美しいと同時に可愛い。

こんな美しい血管は見たことが無い。

これは、ただ単にそこにプクリンと存在していても、意味がないのである。

この血管はね、細く長く、白く柔らかな腕じゃないと、こんなにも美しくそこに存在できるものじゃないんだ。

血管が、その腕を、そして持ち主を選ぶのである。

もし、太く黒い腕の真ん中に、プクリンとしたものがあったら、どうですか。

「巨大な蚊に刺されたん?」と聞いてしまうだろう。
或いは、イボと間違えるか。

凡は、このDVDを見る時は、いつもみゆきさんのこの血管のプクリンを見てしまう。

そしてウットリとする。

そんでもって、思うのです。

あのプクリンを、人差し指でもって、チョンチョンと押してみたい。

さすがにギューッとは無理だ。
やっぱり怖いもの。

そこで、チョンチョンである。

チョンチョンで、みゆきさんの美しい血管と、柔らかな肌を感じてみたい。

、、、みゆきさんの肌。

「きゃー。」

人差し指の先だけでいいから、みゆきさんの肌を感じてみたいなあ。

なんて、完全に変態である。

凡が自然な思考を展開すると、どうも世間で言う変態的思考になってしまう。

ということは、凡は根っからの変態?

「変態ー。止まれ。」なんてね、ダジャレ。

とまあ、そんなことは置いときまして、みゆきさんの場合はね、血管も、そして身体全体も、何かすごく透明感があって、さらさらしていて、キラキラしていて、すごく素敵だと思う。

そして、いつか訪れるチョンチョンを夢見て、とりあえずは、8月の月イチに向けてハガキでも書こうかな。

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ごめんなさい。
(ぺこり)

各記事の下部にあります
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(中島みゆきさんの影をさがして)

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本当に、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。