散散歩歩。(902)青春18きっぷ・肩慣らしの名古屋酒。

気がつけば12月。
青春18きっぷの時期が、またもやってきました。
いささか気もそわそわと、旅への思いが膨らんでくるのではありますが、悩むところでもある。
冬の青春18きっぷは、春や夏の期間に比べて、使える日数が10日ぐらい少ない。
なので使い切ることができるのかと思う。
とはいうものの、12月に入った時点で、連休があることが決まったので、それなら2枚は使う予定も出来る訳で、あとの3枚は、気晴らしに、ぶらりと日帰りで使うのも良いだろうと思う。

ということで、まずは連休の前の、練習の1枚を使う事にしよう。
12月13日(木曜日)。
練習というか肩慣らしなので、ゆっくり目に家を出た。
京橋駅のみどりの窓口で、青春18きっぷを購入。

そのまま、大阪駅に出る。
軽く朝食でも食べようかと思うけれども、あらためて構内を見渡して見ると、飲食出来るお店が少ない。
これほど少なかったかと思う。
食い倒れの街の肩書が恥ずかしいよ。

仕方がないので、一旦、改札を出て、立ち食いそばを頂く。
青春18きっぷだから、何回改札を出入りしても良いんだものね。

んでもって、改めて大阪駅のホームへ立つ。
行き先は、名古屋だ。
前回、新宮に行って、その後、名古屋の大須観音あたりを散策したら、すごぶる楽しかったんだよね。
その印象があったので、ぶらりと行くには良いだろうということだ。

それに、名古屋は、最近、すごく行きやすくなった。
大阪から、新快速で米原駅まで行って、そこから、また新快速みたいなので名古屋駅に、乗り換え1回で行くことが出来る。

そんな気楽な気持ちでホームに立ったら、調べもしないで来たものだから、やってきた新快速が米原行きじゃない。
とはいうものの、急ぐわけでもない。

ふと向こうの11番線を見たら、サンダーバードが入線してきた。
凡が乗る訳ではないけれども、テンションが上がる。
それにしても、最近のネーミングは、どうも好きじゃない。
サンダーバードも、カッコイイとは思うけれども、やっぱり雷鳥の方が、旅をする気分には、似つかわしい気がする。
言っても仕方のないことではありますが。

10時45分、大阪駅発、野洲行き、新快速。
走り出すと、京都の手前あたりだろうか、車内アナウンスがあって、踏切で停車ボタンが押されたので、点検をするとのことで、10分ぐらいだろうか、電車が止まった。
まあ、急ぐわけでもないので、別に、どうということはない。

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最近は、時刻表と一緒に、ルーペを持って行く。路線図や時刻も文字が、小さすぎて見えないものね。)

そして、新快速は、京都を過ぎ、野洲駅に到着。
ここで、本来なら、次の列車に接続しているのだけれど、さっきの遅れで、接続は出来なかった。
でも、急ぐわけじゃないからね。

そして、野洲駅から、米原駅まで、普通電車で移動。
んでもって、米原駅13時00分発、大垣駅行きの普通電車に乗り込む。
普通電車も、また楽しい。
急ぐわけでもないからね。

大垣駅、13時41分発の新快速に乗り込んで、やっと名古屋駅に到着した。
14時過ぎだった。
急ぐたびでもないけれども、意外と時間が掛かった。

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さて、遅めのお昼ご飯としましょうか。
ひつまぶしも美味しそうだけれど、高くつきそうだ。
味噌煮込みも、美味しそうだけれど、麺が硬いのが好みじゃない。
やっぱり、ここは味噌カツか。
とはいうものの、思いつくお店は、定番の矢場とん。
それじゃ、芸が無いので、スマホで調べたお店に行ってみることにした。

地下鉄伏見駅まで移動して、キッチンマツヤさんに行く。
外観は、思っていた以上に大きい。
入ると2階に案内されたが、そこで、お姉さんが、3時ラストオーダー、3時半閉店だと言った。
時計を見ると、ジャスト3時だ。
厨房に確認して、食べさせてもらえることになった。

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店内にいた家族が出て行ったら、凡ひとり。
エビフライと味噌カツのセットになったAランチを注文。
ここでビールでも飲みたいところだけれど、先日から風邪気味だ。
お腹を冷やして悪化したら、後に続く連休の旅に影響する。

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さて、サーブされたランチは、海老は細いながらも3本ついているし、味噌カツは、薄いながらも2枚重ねてある。

凡は、トンカツに関しては、肉の厚さを求めない。
むしろ、薄い方が好きだ。
何故なら、トンカツの命は、衣にある。
薄い方が、その衣を味わうには、適していると思うからだ。
或いは、肉は紙の様に薄くして、衣をカラッと揚げたトンカツこそ、トンカツとしての醍醐味を味わえるに違いないのだが、最近、そういうトンカツを食べさせるお店がなくなってしまった。

そんなことは、まあ腹が減っている今は、どうでもよい。
ガツガツと、味わう暇もなく食べてしまった。

さて、これからだけれども、名古屋には、おっぱいが沢山飾られている神社があって、そんな場所も行ってみようかと思ってはいたけれども、意外と遅くなったので、それは諦めることにした。
おっぱいさん、さようなら。

仕方がないので、近くにあった、でんきの科学館という施設に入ってみた。
何しろ、ここは無料だ。
入ると、ほとんど人はいない。
子供連れの若いママが、のんびりと館内を歩いていた。
子どもには、楽しい体験の出来るところのようだ。

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ひと通り見て回って、表に出る。
もう後は、予定がない。
ぶらぶらと名古屋駅まで歩いて行って、お土産屋さんなどを見て歩いて、そんでもって帰ろうかと歩き出したら、伏見駅の近くに「酒」と大きく書かれた暖簾が掛かっているお店がある。
格子になったガラス窓から中を覗くと、居酒屋だ。
しかも、中年から壮年に掛けての男性が、肩をよせるようにテーブルに座って、日本酒を飲んでいる。
その人たちの表情から、ここは間違いなく良い店だと解る。
入ってみたい。

とはいうものの、初めてのお店で、ある意味ゴチャゴチャとしたお店で、地元の人のルールも解らずに、飲むのは、いささか勇気がいるものだ。

それに、こういうお店には、やや乱暴な物言いの店主がいたりする場合もある。
何が嫌だと言って、お店に入って、偉そうにしている店主や料理人に、ペコペコしながら、機嫌をうかがって飲むほどツマラナイものはない。
ペコペコするのは、仕事や日常生活だけで十分だ。
さあ、これから飲もうって時に、ペコペコするなんてことは、悲しいじゃない。
もちろん、向こうにペコペコして欲しいと言っている訳じゃない。
普通に、飲みたいだけなのだ。

とはいうものの、どうにも気になるお店だ。
3回ほど、店の前を行ったり来たりして、ようやく決心をつけて、入ってみることにした。
「大甚」さん。

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お店に入って、どこに座れば良いものかと思っていると、お店の若主人だろうか、テーブルまで案内してくれた。
その優しい接客に、安心感を覚えて、入って良かったと、それだけで思った。

凡が荷物を持っていると、後ろのカゴに入れたら良いと、スタッフが声を掛けてくれる。
ゴチャゴチャしている割には、お客さんを観察して、気を遣ってくれる。
やっぱり、入って良かった。

改めて、店内を見回すと、まだ席は残ってはいるけれども、ほぼ満席だ。
ここは16時から営業しているのも、地元の人には嬉しいね。

お店には、かなり年配の、たぶんご主人だろう人と、その奧さんらしき人。
それに、息子さん夫婦だろうか。
後は、外国から来たスタッフが3名ばかりいた。
ただ、凡は、1階の入り口の間に座ったけれども、奥の方や、2階もあるようなので、意外と広いし、スタッフも、もっといたのかもしれない。

座るとすぐに飲み物を聞いてきたので、熱燗を注文。
何しろ、風邪気味なので、ビールは止めて、最初から熱燗だ。
すぐに出て来た熱燗は、2合徳利で、何も言わなければ2合でサーブされるのが、このお店のやり方のようだ。

取り敢えず、1杯注いで口に含むと、どうにも美味い。
これほど、柔らかい日本酒があったのかと思った。
もちろん、シチュエイションもあるのだろうけれど、普通に美味しい、普通の日本酒だ。

凡は、最近のお酒には、少しばかり辟易している。
日本酒のお店の店頭を見ても、並んでいるのは吟醸酒ばかりじゃないか。
あれは、どうにもいけない。
吟醸酒も、たまには美味しいかもしれないが、毎日あれだと、頭がおかしくなる。

日本酒はね、普通の日本酒が1番美味しいということに、気が付いて欲しい。
それを今の時期は、ちょっと温めてね、燗をつけてやるのが楽しいのである。
もちろん、嗜好品だから、吟醸酒飲むのも自由だけれどね。

吟醸酒の、あのフルーティーさは、どうも料理に合わせるには難しいし、飲み続けるには、意外と飽きてしまう香だ。

それは良いとして、肴だ。
入口の近くに、小鉢ばかりを並べたテーブルがある。
席を立って、見に行くと、お姉さんがアルミのお盆を渡してくれた。
ここに乗っけろという意味だろう。

小鉢を3つほど取ってテーブルに戻る。
これ以外にも、お造りや、揚げ物、焼き物などもあるのだけれど、凡の周りは、この小鉢でやっている人ばかりなので、取り敢えずは、これで様子を見る。

しかし、後になって入って来た人が、赤い色の魚の煮つけを注文したら、熱々の如何にも美味しそうなやつが出て来たので、あれを注文すれば良かったと残念に思った。
湯豆腐の鍋のようなものを注文しているご老人もいたな。

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優しい熱燗が、風邪気味で弱っている凡の胃を温めてくれる。
さらに、温めようと熱燗1合を追加。
それをこなして、会計をしたら2400円だった。
外国人のスタッフと毎日仕事をしているせいだろう、おかみさんが、会計の金額を言う時に、外国人が喋るような訛り方で、金額を言ったのが、可笑しかった。

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店を出る前に、写真を撮って良いかと尋ねたら、年配の方の店主らしき人が、どうぞどうぞと、機嫌よく言ってくれて、またもや、良い店に入ったと思いながら、外に出た。

ああ、気持ちが良い。
さて、帰ることにしよう。

名古屋駅まで歩いて移動。
ホームまで上がって、駅そばを食べようかと思う。
勿論、名古屋だから、そばではなくて、きしめんだ。
熱燗で温まった身体を、きしめんで更に温めようという訳だ。
1番シンプルなのを、1杯食べる。

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18時20分、名古屋駅発、米原行き快速に乗り込む。
そして、19時47分、米原駅発の新快速に乗り換えて、大阪駅に帰って来た。

今回の、青春18きっぷの旅は、名古屋へ行ったけれども、何もしていないのに近い。
ただ、ランチを食べて、熱燗をやっただけだ。
とはいうものの、今回は、肩慣らしだから、これはこれで、良かったのかもしれない。

今度は、1泊で、出かける。
いつもは、行き当たりばったりなのだけれど、次の1泊は、少しばかり計画をしていくつもりだ。





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この記事へのコメント

2018年12月22日 16:50
おっ、名古屋旅行記アップですね!
麺の硬い味噌煮込みうどんはダメですか?
自分はけっこう好きなんですけどね
味噌カツ&海老フライセットは名古屋っぽいですね
電気館に行かれたんですね
近くかな?名古屋市科学館が面白かったですよ
実物大ロケットとか展示してあり、なかなか見応えありました

凡蔵さんは吟醸酒はお嫌いですか?
自分は日本酒の事はあまり良く分からないのですが、大吟醸とか飲むとやっぱり美味しいなあって思います
などと思っていたら、広島で飲み、お土産で買ってきた賀茂鶴じゃないですか~
広島じゃ人気のお酒で、オバマ前大統領も飲んだって言ってましたよ~

自分もまた格安2000円バスに乗って名古屋に行きたいと思っています

2018年12月27日 12:51
ありがとう、ゆけむりさん。
味噌煮込みうどん自体は好きなのですが、あの芯が残ったような麺は、どちらかというと、もう少し湯がいて欲しい気がします。でも、味噌味が美味しいので、たまに食べたくなりますよ。
名古屋市科学館は、ネットでも出て来たのですが、時間が無くてパスしました。
んでもって、吟醸酒は、美味しいとは思うのですが、普通の酒の方が好きです。昔から飲んでいるお酒の味というのが理由でしょうか。それに、普通の酒の方が、料理に合う気がするんですね。吟醸酒だと、美味しすぎて、料理を選んでしまうというか、酒が主になってしまうというか、料理も美味しいと、喧嘩してしまうというか、そんな感じなんです。
もちろん、あれば飲んじゃいますけどね。
そんでもって、加茂鶴ですよ。
広島と言えば、加茂鶴ですね。安定のブランドです。
樽に入っているのも、何か嬉しかったです。

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