散散歩歩。(1096)東京だよ、みゆきさーん。青春18きっぷの旅。(2)

12月13日(月曜日)青春18きっぷで、東京の人形町までやって来た凡。
これから、夜の人形町へ繰り出そうというわけであります。

まずは、ホテルから地下鉄の人形町辺りまで戻ってみる。
どうもここらあたりが、賑やかな場所ということだろう。

なので、そこを歩いてみるが、なかなか良い。
適度にお店が集まっていて、街を歩く人の雰囲気も悪くはない。
繁華街に多いイカガワシイお店は、少なそうである。
とはいうものの、江戸の初期には、元の吉原があった場所らしいので探せば、イカガワシイのもあるのかもしれないが、勿論、凡は探さないよ。
まあ、一応、補足としてね。

さて、ここから凡の「糸作戦」だ。

♪♪ 縦の糸は あなた 横の糸は わたし
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない ♪♪
(中島みゆきさん「糸」)

ということで、街の路地を縦に歩いたり、横に歩いたりするのだ。
すると、「あ、こんなところに、こんなお店が。」とかね、別にお店に限らず、何かの発見があったりする。
そういうのが楽しいんだ。
時には、1時間以上、同じようなところを、縦横に歩き回ったりする。
ミニボンは、そういうのは嫌いなので、凡の一人旅の時しか、こんなことは出来ないのである。

さて、どこに入ろうかなあ。

♪♪ 縦の路地は お酒 横の糸は わたし 
   織りなす夜は いつかわたしを
   二日酔いにするだろう ♪♪
鼻歌を歌いながら、歩き回る。

そうしていると、1軒のお店が気になった。
落ち着いた店構えで、「割烹」とある。
ただ、割烹とあるが、「大衆」の文字が付いているのである。
この大衆が、どの程度の大衆なのかが問題なのであるが、表からは中が見えない。
様子を窺うも、至って静かである。

とはいうものの、やっぱり大衆かと思わせるのは、店頭に貼られたメニューである。
見ると、それほど高くはなさそうだ。
中には、サービス品なる文字も見つけることが出来た。

大衆割烹「京家」さん。

IMG_9376.JPG

よし、ここだと引き戸を開ける。
そして、カウンターに座った。
テーブル席も4卓程あっただろうか。
そこに先客の社用のオッチャンが2人飲んでいた。

カウンターは白木で、成る程、割烹だなと思わせておいて、カウンター奥などは、やや雑然としていて、大衆を演出している。

まずは、生ビール。
そして、サービス品のマグロ中おち、さらに、焼き魚が食べたかったので、イワシの塩焼きを頼む。
お姉さんに、オススメを聞いたら、クジラはどうかという。
なので、竜田揚げを追加した。

お通しの小鉢が来たらマグロの煮た物だったのだけれど、1つ口に入れると温かい。
今日のような寒い日には、お通しであっても、こういう温かいものが嬉しいね。
と、冷えた生ビールを注文しておきながら言うのもなんだけれどさ。

調理スタッフは、年配の男性が2人。
美味しいものを食べさせてもらえるんじゃないかという期待を抱かせる雰囲気だ。
とはいうものの、凝りに凝ってとか、何かに拘ってとか、そんな気合の入った様子はない。
そこが大衆の良いところだ。
淡々と美味い物を作る。
そこに居心地の良さがある。

IMG_9372.JPG
IMG_9373.JPG
IMG_9374.JPG

さて、サービス品のマグロは、赤身で凡の好みとするところであり、たっぷりと盛られている。
竜田揚げは、軽く火を通しただけだろう、身が柔らかい。
そして、しっかりと下味が付けられている。
厨房に声を掛けると、「懐かしい味でしょ。」と返ってきた。

イワシも、これもまた美味しい。
お酒は、ビールから熱燗に変えた。
浦霞と、東京だからと澤乃井も頼んだか。
どちらも本醸造で、燗を付けるにはピッタリだ。

IMG_9375.JPG

続いて、ポテトサラダを頼む。
他に、美味しそうなメニューもあったのだけれど、どこにでもある平凡なメニューに、そのお店の特徴が出ていたりすることがあって、その1つがポテサラなのである。

たまに酢を効かせたポテトサラダを食わせる店があるが、その時の凡は、そういう味のポテサラが食べたくなっていた。

でも、サーブされたのは、マイルドなマヨネーズの味であった。
これはこれで、良い。

さて、社用のオッチャンも出て行ったし、凡ひとりカウンターで飲んでいるが、このまま、このお店で飲んでいようかと思ったが、そこは、やっぱり、東京である。
ハシゴしたいのであります。

ただ、メニューにあった、ジャンボシュウマイというのは、如何なる味だったのだろうかということが、いささか心残りなのではありました。

ということで、賑やかなカップルが入って来たのを機にお会計をした。
店を出たのは、20時ごろだった。

さて、また街を散策である。
であるが、このあたりは、例の糸作戦で歩き回った。
なので、日本橋の方へ歩いてみようかと思いついた。

ぶらぶら、ただ歩いた。
三越百貨店が見えたら、改めて、東京だよと嬉しくなった。

IMG_9382.JPG

でも、夜の日本橋は静かで、ここというお店も見つけることが出来ず。
1時間ぐらいウロウロしてたか。
やっぱり人形町の方へ戻ったら、「大穴」というお店があった。
「オオアナ」じゃなくて、「ダイアナ」と読むみたいだ。

♪♪ 君は僕より年上と まわりの人は言うけれど
   なんてったって 構わない僕はみゆきさんに首ったけ
   死んでもみゆきさんを離さない 地獄の底までついていく
   オー プリーズ ステイ バイ 凡 みゆきさーん。 ♪♪
  (ポールアンカ作詞 渡船人訳 凡替え歌)

みゆきさんは、凡より年上なんだもんね。
だから、凡のダイアナは、みゆきさんなんだもんねー。
と、ビルの階段を下りていく。
すると、ダイアナさんの縄のれんがあった。

IMG_9383.JPG
IMG_9393.JPG

すると、入ったのは21時で、ラストオーダーは、21時15分だと言う。
んでもって、22時閉店。
とはいうものの、折角だから、一旦カウンターに座る。
店内は、想像以上に広くて、結構賑わっている。

とりあえず、ラストオーダーまで、15分しかない。
ハイボールと、穴子串、寿司を少し。
そして、オススメを聞いたら、穴子のお店なので、穴子の煮つけだと言う。
なので、それをオーダー。

そうか、穴子のお店だから、大穴なのね。
「穴子の、あな、あな、あな、、。」いや、「山の、あな、あな、あな。」か。
いや、どっちにしたって、そんなこと言っても解る人は少ないよね。

IMG_9387.JPG

穴子の串は、想像以上に小さかったが、これはこれで、良い。
穴子の煮つけは、流石にオススメとあって、柔らかく旨味がたっぷりとあって、満足を与えてくれる一品だ。

寿しは、まあ、回転すしの方が勝つような程度かな。
最後に、大穴という熱燗をオーダーした。

んでもって、律儀な凡は、閉店までに店を出た。
この店も、なかなか良かった。
値段も安いものが中心だし、穴子を食べたいと思ったら、ここだな。

さて、もう既に出来上がってはいるのだけれど、東京へ来たら食べてみたいと思いつつ、未だ果たせていない食べ物がある。
それを食べてみようと思う。

それは何かというと、天津飯である。
勿論、天津飯は、大阪にもある。
王将の天津飯は、兎に角、サーブされる時間が早いと言う事でテレビでも紹介されているが、凡もよく注文するメニューである。

でも、東京は、天津飯に掛ける餡が違うのである。
大阪は、醤油ベースの優しい味付けだ。
それに対して、東京は甘酢だという。
これは、是非、違いを確かめてみたいのであります。

交差点の近くに日高屋があるのを確認済みなので、、そのまま直行。
まずは、おかずのミンチカツに生ビール。
って、天津飯ちゃうんかいとツッコミが入りそうですが、やっぱり、食い意地のはった凡は、こんなことをしちゃうのね。

ということで、そのミンチカツとビールをこなして、いよいよ、天津飯をミニラーメンを付けて注文。

IMG_9398.JPG
IMG_9400.JPG

さて、東京の天津飯は、どうなんだ。
ひと口食べて、成る程、こういうことなのか。
凡は、頷いた。

東京の天津飯は、料理である。
そりゃそうでしょうよ、だって料理だもんと、これまたツッコミが入りそうだ。

凡の言いたいのは、東京の天津飯の上に乗っている玉子と餡は、酢豚や肉団子の甘酢のような料理だと言う事なのです。

詰まりは、ご飯の上に料理が乗っている。
言うなら、ご飯の上に肉団子の甘酢餡かけ、或いは、ご飯の上に酢豚が乗っかっている料理と同じだと言う事だ。

じゃ、大阪の天津は違うのかというと、違うのである。
大阪の天津飯は、あれは料理じゃなくて、スープなんだよね。
玉子の入った中華スープ。
それをご飯に掛けてある。
言わば、雑炊のようなものだ。

どちらも美味しいことには違いないが、どちらかを選べとなると、大阪に軍配をあげることになるだろう。
なんせ、凡は、スープが好きだから。
ラーメンや、うどんだって、麺は要らないからスープだけ飲みたいと思ってしまうほどスープや出汁が好きなのである。
とはいうものの、これで初めての東京の天津飯を食べたので、大満足の締めとなったのでありました。
それにしても、今日は食べ過ぎましたね。

そして、ホテルに戻る。
明日は、また青春18きっぷで大阪に戻るのもいいけれども、折角で、久しぶりの東京でありますからして、ちょっと、東京をブラブラしてみたいなとも思うのであります。

ということで、ANAのマイルを使った特典旅行で伊丹まで帰ろうかとアイフォンで調べたら、なんと、何かのキャンペーンで、3000マイルで羽田から伊丹まで飛べることを発見。
すぐに、予約を入れた。

それにしても、やっぱり食べ過ぎだな。
そう思いながら、ランクアップしてもらった部屋のベッドに横になった。
明日は、どうしようかな。

"散散歩歩。(1096)東京だよ、みゆきさーん。青春18きっぷの旅。(2)" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント
ごめんなさい。
(ぺこり)

各記事の下部にあります
アマゾンの「キンドル版 凡蔵。おすすめ選書」ですが、
現在、リンクは中止しております。

「悩み多きブッダたち」

「アルカディアのレフュジー」
(中島みゆきさんの影をさがして)

は、販売中止しました。

買っていただいた方には、
本当に、お礼を申し上げます。
ありがとうございました。